トイレ用洗剤でトイレまるごとキレイ(全5回)「その2. 便器編」
タンクを掃除した後は、便器に汚水が流れ込むので、中性タイプのトイレ用洗剤で汚れを落としましょう。また、汚水だけではなく、普段からつく便器のふち裏汚れもしっかり落とします。さらには、便器の中だけではなく、外側やフタ、便座もキレイにします。
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トイレ用洗剤一本でトイレまるごとキレイ(全5回) 「その1. タンク編」はこちら
準備するもの
- トイレ用洗剤(中性スプレータイプ)
- トイレ用お掃除シート
- トイレブラシ
- ゴム手袋
手順
トイレ用洗剤を便器全体にスプレーします。
ふち裏にもしっかりスプレーします。
![ふち裏にトイレ用洗剤をスプレーしている](https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/wskmp/wp-content/uploads/2018/02/42ab6f7bd96c964f206e1d32aa3d49fa.jpg)
ふち裏は汚れが溜まりがち
そのまま5分ほどおき、汚れを緩めてからトイレブラシでこすり水を流します。
![ふち裏をブラシでこする](https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/wskmp/wp-content/uploads/2018/02/fc8acb380980a281e8e5d4b38b3b9565.jpg)
ふち裏もしっかりこすります
トイレ用お掃除シートで「便器のフタ」と「便座」の表と裏を拭き取ります。
便器の外側(表面)についているホコリや汚れをトイレ用お掃除シートで拭き取ります。
![トイレ用お掃除シートで便器の外側を拭き取る](https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/wskmp/wp-content/uploads/2018/02/6d2e79d26e859bd478a0c26c8ed69bb6.jpg)
便器の外側はホコリなどで汚れがち
インフォメーションプラス
なぜトイレ用洗剤には中性タイプが多いの?
最近のトイレ用洗剤は、酸性に代わって中性タイプが一般的です。
確かに、尿などのトイレにつきがちな汚れは酸性洗剤の方がよく落ちるのですが、塩素系の漂白剤と混ざることで有毒ガスが発生したり、金属部品につくと腐食することがあるので、安全面や使用面に配慮して中性のトイレ用洗剤が一般的に販売されるようになりました。
ガチガチとした石のような汚れ(尿石)など、“よほど頑固な汚れ”でもない限り、中性洗剤に含まれている「界面活性剤」で汚れを落とすというのが主流になっています。
中性がだめなら酸性洗剤を試してみよう
![サンポールの成分表示](https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/wskmp/wp-content/uploads/2018/01/7e8295543d5b96105d1a6cc7a26b0ce8.jpg)
サンポールは塩酸9.5%と高い。取り扱いには十分な注意を
中性洗剤で落ちない汚れは、酸性洗剤を使って落とすことになります。しかし塩酸などは、“濃度”が高くなればなるほど安全面や使用面のリスクが増すので、お掃除の際は必ず「取扱説明書」で使い方を確認しましょう。
緩やかな酸性洗剤「クエン酸水」を試してみましょう
そこで、いきなり強い酸性洗剤を使うのではなく、クエン酸のような酸性濃度が低いものを使ってみてはいかがでしょうか。
クエン酸(粉状)は100円ショップで手軽に購入することができます。スプレーボトルに25gのクエン酸と水500ccをいれて、クエン酸水をつくったら汚れにスプレーしブラシでこすり落としていきます。