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節電に効果を発揮!グリーンカーテンの活用法

2015.07.31

「グリーンカーテン」で快適な室内環境を!

夏本番で、毎日強い日差しが続いていますね。こんなときに大活躍するのが、「グリーンカーテン」。毎年夏になるとニュースに取り上げられることも多いため、一度は目にしたことがある方も多いかもしれません。グリーンカーテンは、つる性の植物を、ネットを使って窓を覆うように繁茂させるもので、日差しを遮るだけでなく、室内の気温上昇を防ぐ効果が期待できます。
清掃による快適性をはじめ、空間の環境をトータルで考える「おそうじマイスター」としても、ぜひオフィスや学校、病院、店舗などにオススメしたいところです。というわけで、今回の「プロが教える職場・店舗の清掃方法とコツ」では、グリーンカーテンの活用法とメリットについてご紹介しましょう。

グリーンカーテンで「涼しく」「節電」!

生い茂った葉が窓全体を覆い太陽の日差しを遮ることで、室内の温度上昇を抑えることができます。グリーンカーテンの設置だけで、室温が1~2度変わると言われており、さらに日陰になることでエアコン効率も向上し、節電にも貢献。外の気温が35℃を超すことも珍しくない日本の夏、ぜひ積極的に取り入れたいですね。

意外と簡単!グリーンカーテンの作り方

グリーンカーテンの作り方は意外に簡単。つる植物用のネットを支柱に通し、倒れないよう固定します。地面はあらかじめ耕して肥料を入れておき、苗を植えるだけ。材料もホームセンターで手軽に揃えることができます。特に向いている植物は定番のゴーヤ、ヘチマ、そしてアサガオです。

ゴーヤ

別名を「ニガウリ」という、すでにおなじみの沖縄の伝統野菜。何と言っても暑さに強く、日光を好むので育てやすいという特徴があるため、グリーンカーテンにはうってつけです。うまく育てれば実を収穫することもできますので、会社の従業員や学校の児童・生徒で分けるのもいいでしょう。ゴーヤは、ビタミンCやミネラルも豊富。さらに、独特の苦みは胃液の分泌を促して食欲を増進してくれるため、夏場には積極的に摂取したい野菜のひとつです。

ヘチマ

日本では古くから、夏の日よけとして軒先で育てられることの多かった植物。一つひとつの葉が大きく、折り重なるようにして生えるため、日光を遮るのに非常に適しています。熱帯アジア原産で、暑さには耐性があるのも特徴。沖縄では若い実を炒め物などにします。

アサガオ

日本の「夏の風物詩」アサガオは、花と葉が大きく開くため、グリーンカーテンに最適。日本のアサガオはその名のとおり早朝に花開き、午前中だけでしぼんでしまいますが、西洋アサガオの多くは夕方近くまで咲き続けるため、こちらのほうがグリーンカーテンには適しているでしょう。これらの植物に共通しているのは、葉が密生し、育てるのが比較的容易だということ。また、実や花がつくので、目にも楽しいのがポイントです。学校なら観察記録をつけるのもいいかもしれませんね。

グリーンカーテンで癒しの空間を演出!

グリーンカーテンの効果は節電や緑化だけではありません。「緑色は目にやさしい」と言われるように、植物を見ることは目の筋肉をほぐし、リラックスさせるのに効果があります。ストレスがたまりがちなオフィスをはじめ、さまざまな場所で、“癒し空間”を演出するグリーンカーテン、この夏試してみてはいかがでしょうか?

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