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いつの間にか汚れている!オフィスチェアの簡単掃除法

2016.04.04

今すぐできる、簡単なオフィスチェアのお手入れをご紹介

デスクワーカーが一日にもっとも多くの時間を過ごす場所、それがオフィスチェア(イス)です。そのため、汚れが日々蓄積されているのが想像できますが、これを毎日クリーニングに出すわけには当然いきません。そこで今回の「プロが教える職場・清掃方法とコツ」では、比較的手軽にできるお手入れ方法をご紹介します。

オフィスチェアは意外に汚れている?

多くのオフィスで採用されている布張りのオフィスチェア。デザインが豊富にあり、温みや安心感、高いクッション性や耐久性が支持されていますが、実は汚れやカビが発生しやすい、という特徴があるのをご存じでしょうか。通気性が悪いので夏場は熱がこもりがちとなり、経年によってはほこりやカビの心配も出てきます。さらに、ニオイが気になったり、汚れを拭き取りにくかったりといった点もデメリットと言えるでしょう。
では、最近人気となっているメッシュチェアではどうかというと、布張りに比べれば汚れや熱、湿気に強いという特徴を持っており、清潔性を保ちやすい製品だと言えます。しかし、メッシュ部分はどうしても汚れがつきやすく、さらにお手入れがしにくいというデメリットもあります。そのため、布張りであってもメッシュであっても、気づかないうちに汚れが蓄積してしまうことは珍しくありません。

オフィスチェアのお手入れ方法

ここからは、多くのオフィスに普及している「布張り」と「メッシュ」のオフィスチェアのお手入れ方法について詳しくご紹介していきましょう。なお、こちらはあくまで一般的な製品に対してのものですので、実際にお手入れを行う際には、はじめに素材などのチェックを忘れずに行いましょう。

布張りのお手入れ

布張りのオフィスチェアは、はじめに張ってある布の素材をチェックしましょう。洗剤によって縮みや色抜けがすることもあるので、それぞれに適したものを用意しましょう。判断できない場合は、はじめに目立たない裏側で試すのがオススメです。
次にやわらかいブラシを使ってほこりを浮かび上がらせます。一緒に掃除機で吸い込めば、ほこりが立ちません。その後、ぬるま湯につけたタオルを固く絞り、表面を拭いていきます。それでも取れない汚れは、洗剤と歯ブラシを使って落とします。最後にしっかり乾燥させればお手入れ完了です。

メッシュのお手入れ

はじめに、メッシュ部分は水洗いをしてはいけない、ということを覚えておきましょう。乾燥の際に繊維が縮み、うろこのような模様ができてしまう可能性があります。背もたれや座面部分はついつい水洗いができそうに思えてしまいますが、失敗すると元に戻らないので注意しましょう。
もしも汚れがついてしまった場合は、はじめに重曹を試してみるとよいでしょう。お湯1Lに大さじ4杯の重曹を溶かした洗浄液に雑巾を入れ、固く絞ってから汚れを拭き取っていきます。最後に水拭きをして乾かせば完了です。ガンコな汚れの場合には、酸素系漂白剤が効果的です。指定の分量に薄め、そこに雑巾を浸し固く絞った後、汚れた部分に押し当てるようにして落としましょう。後は重曹の時と同じように、水拭きして乾かせば完了です。

お手入れとプロのクリーニングでいつもキレイなオフィスチェアを

今回は、簡易的なオフィスチェアのお手入れ方法についてご紹介しました。日常清掃の際はもちろん、ちょっとした汚れがついてしまった場合には、ぜひお試しください。また、内部の汚れまでしっかりと洗浄したい、という場合にはプロへクリーニングに出すのがオススメです。日々のお手入れと定期的なクリーニングで、オフィスチェアをいつもキレイに保ちましょう

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