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飲食店のゴキブリ対策の正解|効果的なサービスも紹介

2025.04.10

飲食店の店員が悩む写真

ゴキブリの繁殖を抑える対策の正解は「防除」です。ゴキブリがすでに店内で繁殖してしまった場合には、殺虫剤の噴霧などによる「駆除」で数を減らします。ただし、駆除だけでは、繁殖しやすい環境を改善してないこと、殺虫剤で死なない卵が残り孵化することなどが原因で、再び繁殖する恐れがあります。防除とは、ゴキブリの繁殖を防ぐために継続的に行う対策のことで、日常的な管理が基本となります。
このコラムでは、飲食店のゴキブリ対策の成果を紹介するとともに、おすすめのサービスも紹介します。

<コラムをすべて読む時間がない方へ>

(1)いますぐゴキブリを駆除したい方
24時間対応!ゴキブリを減らして繁殖を抑える!「サニクリーンのゴキブリ駆除・防除サービス」をご覧ください。

(2)継続的に繁殖を抑えたい(興味のある)方
コラム終盤のサニクリーンは「駆除」も「防除」も行うプロですから読み進めてください。十分メリットがご理解いただけます。

<目次>

 

飲食店のゴキブリ対策(防除と駆除)

厨房で調理をするコックの写真

ゴキブリの対策では「防除」が最も重要です。
「駆除」は、ゴキブリの大規模な繁殖に対して数を減らすために行うものですが、駆除の後にしっかり防除をしないと、繁殖環境が改善されないため、再び繁殖してしまうことがあります。
また、ゴキブリの卵は固い卵鞘(らんしょう)で包まれているので、殺虫剤で駆除することはできません。そのため、防除により繁殖しにくい環境を作り、維持することはとても重要になります。

ゴキブリ防除とは(メリットとデメリット)
ゴキブリの繁殖を抑えるためには、清掃や整理整頓などの防除が大切です。
防除とは、ゴキブリの発生を防ぐために継続的に実施する対策のことで、日常的な管理でゴキブリの繁殖しやすい環境を作らないとともに、計画的に数を減らしていくことが基本となります。
ゴキブリは食べ物の残りや水分がある場所を好むため、特に厨房や倉庫、排水口などを徹底的に清掃し、これらの環境を整えることが繁殖を抑えるためには需要です。

さらに、ベイト剤を使用した防除も効果的です。これは、ゴキブリの通り道に毒エサを設置し、それを食べたゴキブリが巣に戻って死に、その死骸を他のゴキブリが食べて死ぬという仕組みです。この方法は即効性のある駆除とは異なり、長期的にゴキブリの増加を防ぐ対策として注目されています。
ただし、観察と管理を定期的に行い、改善を施す必要があるため、「管理の手間」がかかるというデメリットがあります。

ゴキブリ駆除とは(メリットとデメリット)
ゴキブリ駆除は、すでに発生しているゴキブリを短期間で減らすために行われる対策です。殺虫剤やくん煙剤を使用することで、繁殖しているゴキブリを一気に駆除できるのが主なメリットです。
しかし、駆除は一時的な対策に過ぎず、繁殖しやすい環境をそのままにしておけば、再び繁殖する恐れがあります。このため、駆除後は、再発を防ぐための防除が欠かせません。防除によって、ゴキブリが発生しにくい環境を維持することが最も良い対策となります。

ゴキブリ駆除・防除サービスバナー画像

 

飲食店でのゴキブリの発生原因とその影響

シンクの排水溝の写真

飲食店において、ゴキブリは衛生面だけでなく、経営面にも大きな影響を及ぼします。ここでは、まずゴキブリの種類、発生原因、そして主な被害について紹介します。

飲食店でよく見られるゴキブリの種類と特徴
飲食店でよく見られるゴキブリの代表的な種類は「チャバネゴキブリ」です。
体長10~15mm程度で、温かく湿った場所を好みます。飲食店の厨房や倉庫のような暗い環境は、チャバネゴキブリの繁殖に最適です。段ボールや食品に付着して外から持ち込まれることが多く、繁殖力が強いのが特徴です。
また、クロゴキブリは排水管などから店内に侵入してきます。

ゴキブリが発生する主な原因
ゴキブリの発生要因には、主に食べ物(食材)と水分が店内や厨房に残っていること、人や荷物の出入りが多いこと、そして清掃が行き届かない場所が多いことなどがあります。飲食店の構造上、配管や通気口などからも侵入しやすく、特に温かい季節や湿度の高い環境では繁殖が加速します。

ゴキブリの被害
ゴキブリの被害は衛生面と経営面の両方で深刻な影響を及ぼします。
ゴキブリは大腸菌やサルモネラ菌などの病原菌を持ち運ぶため、食中毒の原因になることがあります。
また、お客様がゴキブリを目撃すれば、お店のイメージや信頼に大きなダメージを与えるため客離れの恐れもあります。場合によっては営業停止処分を受けることもあります。

<チャバネゴキブリの特徴>

チャバネゴキブリの写真

(1)主な侵入経路
ダンボールなどにくっついて店内に入ることが多い。
(2)見た目の特徴
茶褐色で、成虫は10~13mmほど。
(3)生態
・飛べないが、繁殖力は強い。
・冷蔵庫の裏など、温度が高い場所にいることが多い。
・行動範囲は5mほど。

<クロゴキブリの特徴>

クロゴキブリの写真

(1)主な侵入経路
排水管や窓のすき間などから侵入してくる。
(2)見た目の特徴
黒と薄い茶色が混ざったような色で、成虫は3cmほどと大きめ。
(3)生態ほか
飛ぶため、窓から入ってくることがある。
屋内よりも屋外に生息していることが多い。

 

HACCPを活用した飲食店のゴキブリ対策

管理表に記録する人の写真

最近では、HACCP(ハサップ)の衛生管理基準を活用したゴキブリ対策が注目されています。

HACCPは、「Hazard Analysis (危害要因分析)and Critical Control Point(必須管理点)」の頭文字を取ったもので、「危害分析重要管理点」といわれる、食品を扱う現場で衛生管理を徹底するためのシステムです。「ハサップ(またはハセップ)」といわれます。

HACCPでは、食品を製造・調理・提供する過程で、食中毒や汚染の原因となるリスクを特定(危害要因分析)し、更にはそのリスクを管理・防止するために重要なポイント(必須管理点)を明確に設定することで衛生的な環境を保っていきます。

この考え方は飲食店のゴキブリ対策にも有効で、「危害要因」を分析して「必須管理点」を決め管理することで、より効果的なゴキブリ対策が行えます。
ゴキブリ駆除や防除を業者に委託する際は、HACCPの考え方を取り入れたサービスを提供する業者を選ぶのも、重要なポイントになります。

※1. 危害要因分析とは
HACCPを活用したゴキブリ対策では、店舗の中でゴキブリがどのように侵入し、繁殖するかという危害要因を分析することからはじめます。飲食店に多いチャバネゴキブリは段ボールなどに付着して外部から侵入することが多く見られます。また、厨房や食材保管エリアなどに隠れていることもあります。これらのリスクを把握することが危害要因分析となります。

※2. 必須管理点とは
ゴキブリの発生を継続的に防ぐために必要な衛生ポイントを明確にします。これが必須管理点で、ゴキブリ対策の場合、繁殖場所や侵入経路などです。これを明確にした後に、防除などの対策を施します。例えば、排水溝や配管周辺、すき間をしっかり埋めて定期的に点検するなど、ゴキブリが繁殖しにくい環境を維持していきます。

 

飲食店でできるゴキブリ対策(いますぐにできる対策)

厨房を清掃する人

ここでは、飲食店自ら行えるゴキブリ対策について紹介します。

清掃・整理整頓(防除)
毎日の徹底した清掃と整理整頓は、ゴキブリの繁殖を防ぐため最も基本的、且つ効果的な対策です。特に、厨房や倉庫、排水口など、食べ物の残りや水分が溜まりやすい場所を重点的に清掃しましょう。冷蔵庫などの厨房機器の下や裏などもできれば清掃したいポイントです。
また、整理整頓をすることで、ゴキブリの隠れ場所を減らすことができます。

ベイト剤の使用(防除)
ベイト剤はジェル状の毒エサで、ゴキブリ対策に非常に効果的です。
ゴキブリが頻繁に出没する箇所や通り道に設置することで、長期間にわたって効果を発揮します。このベイト剤を摂取したゴキブリが巣に戻って死ぬと、その死骸を他のゴキブリが食べることで連鎖的に駆除が進むため、ゴキブリの繁殖を長期的に抑えることができます。
しかし、この方法にはしっかりとした管理が必要です。先ほども紹介しましたが、定期的に観察を行い、設置場所や効果を確認し、適切に改善を行うことで、持続的な効果を維持する必要があります。そのため、管理に手間がかかるというデメリットがあります。

ゴミ対策(防除)

厨房のゴミ箱の写真

飲食店でのゴキブリ対策において、「ゴミ」の適切な処理は非常に重要です。
ゴキブリは、食べ物のカスや生ゴミを主なエサにして繁殖するため、ゴミの管理を徹底することが大切です。
以下にゴミ処理のポイントを紹介します。

  1. 毎日のゴミ捨てを徹底する
    ゴミは毎日必ず処理し、店内に長時間放置しないようにします。特に生ゴミは、ゴキブリのエサになりやすいため、こまめに捨てましょう。
  2. フタ付きのゴミ箱を使用する
    ゴミ箱には必ずフタをし、ゴキブリが侵入できないようにすることが重要です。開いたゴミ箱や不十分な密閉状態のゴミ箱は、ゴキブリの格好のエサ場となる可能性があります。
  3. ゴミ箱周辺の清掃を徹底する
    ゴミ箱の周囲にも食べ物のカスが散らかることが多いので、定期的にゴミ箱周辺を清掃し、ゴキブリのエサとなるものを残さないようにしましょう。
  4. 排水溝やシンク周りのゴミ除去
    ゴミや食べ物のカスが排水溝にたまると、ゴキブリが発生しやすくなります。排水溝やシンク周りのゴミは定期的に取り除き、衛生状態を保つことが大切です。

 段ボール対策(防除)
食材などが入った段ボールの断面のすき間にはチャバネゴキブリがいる可能性があります。ゴキブリが店内に持ち込まれる原因のひとつになるので、そのまま店内に放置するのはやめましょう。
また、既に店内にいるゴキブリにとっては、格好にすみ家(産卵場所)になってしまうことがあります。

食材の保管対策(防除)
食材は外に置かず、なるべく冷蔵庫やフタのついたケースに保管するようにしましょう。

窓や排水管のすき間対策(防除)
ゴキブリは小さなすき間からも侵入します。窓や排水管、配管用のスリーブ周辺にすき間があれば、シリコンやパテで埋めます。外部からのゴキブリの侵入を防ぐ対策となります。

忌避剤の設置と換気対策(防除)
ゴキブリが嫌うハーブ成分を含んだ忌避剤を設置するともに、店舗内の湿気上昇によるゴキブリの活動を抑えるため、換気をしっかり行い湿度を管理することも大切です。

飲食店でできるゴキブリ対策(グリストラップ対策)

グリストラップの写真

グリストラップ(または、グリーストラップ)は、飲食店などの業務用の厨房に設置される設備で、油脂や食べ残しを下水道に直接流すのを防ぐ目的で設置されています。
清掃などの定期的な管理を怠ると、残飯や油脂が溜まりゴキブリが卵を産みつける恐れがあります。
また、ハエなどの害虫、ネズミなどの害獣が寄り付く場所になる恐れもあることから、常にきれいにしておく必要があります。

ゴキブリの糞(ローチサイン)を見つけたら即対策!

ローチサインの写真

ローチサインとは、ゴキブリの活動を示すゴキブリの排泄物や死骸のことです。
通常、小さな黒や茶色の斑点として見られ、特有の匂いを放っていることが多いです。ローチサインを発見した場合は、ゴキブリの活動が示されているため、速やかに対策を講じます。また、ローチサインは他のゴキブリを誘引するといわれています。

プロのゴキブリ駆除(防除)サービスを利用する

ゴキブリの発生が深刻な場合や、お店での対策が不十分と感じたときには、プロのゴキブリ駆除(防除)サービスを利用しましょう。
このような場合、専門的な知識と経験を持つプロの業者に依頼することが、効果的なゴキブリ対策の近道となります。

プロの業者を選ぶポイントとメリット

ゴキブリを駆除する業者の写真

プロの業者を選ぶ際には、駆除による一時的な効果を期待するだけではなく、継続的にゴキブリの繁殖を抑える防除サービスも提供できる、もしくは防除の知見のある業者へ頼むことをおすすめします。

更には、営業時間や営業日を考慮し、深夜や土日などの休日、24時間対応しているかなども選ぶポイントになります。また、「現地調査をしっかり行ったうえで、見積もりをしてもらえるか」も大切なポイントです。その際は、見積もりが無料か有料かを確認しましょう。

その他、プロの業者に頼むメリットとしては、以下のような点があげられます。

専門的な知識と技術
プロの業者は、ゴキブリの行動パターンや繁殖サイクルなどに精通しており、店舗の構造や環境に合わせた最適な対策を施します。自分たちで行うよりも、店舗全体のゴキブリ問題を効率的に解決します。

即効性と長期的な効果
プロの駆除業者は、即効性のある駆除手法に加え、再発を防ぐための防除策も同時に施します※。定期的なメンテナンスや予防処置により、ゴキブリの再繁殖を抑える効果が持続します。
※業者によって異なります。

安全性
自分たちで行う駆除にくらべ、専用薬剤の誤使用によるリスクを避けることができます。

手間や時間の削減
ゴキブリ対策は、定期的な観察やメンテナンスが不可欠です。プロの業者に依頼することで、お店の従業員やスタッフが駆除や管理に割く手間や時間が減り、他の業務に集中できるようになります。

ゴキブリ駆除・防除サービスバナー画像

 

ゴキブリ駆除業者の料金相場

一般的に、飲食店のゴキブリ駆除にかかる費用は店舗の規模や駆除方法によって異なりますが、1回あたり数千円から数万円が費用範囲となります。
サービス内容によっては、追加料金が発生することもあるため、事前に詳細を確認しておくことが重要です。また、定期契約や防除になると費用は変わり、定期的な費用の支払いとなります(毎月支払うなど)。

サニクリーンは「駆除」も「防除」行うプロです

サニクリーンのスタッフがベイト剤を塗る写真

サニクリーンでは、店舗のゴキブリの発生状況に応じた対策を提供しています。

長期的な防除対策

サニクリーンのスタッフが調査をしている写真

サニクリーンのゴキブリ防除サービスは、駆除だけでなくゴキブリの繁殖を抑える環境を維持することに重点を置いています。
定期的なベイト剤の施工と生息ポイントの調査により、繁殖を防ぎながら継続的な衛生環境を保ちます。

営業時間中の施工が可能
薬剤を噴霧する方法ではなく、ジェルタイプのベイト剤を使用するため、店舗の営業時間中でも施工が可能です。食品や什器に影響を与えることはありません。また、天井や狭い場所にも簡単に設置でき、効率的にゴキブリを防除します。

定期的なチェックとアドバイス

顧客にアドバイスをするサニクリーンスタッフ

サニクリーンでは、ゴキブリ防除に加えて、店舗の衛生状態を改善するためのアドバイスも提供しています。
プロの視点から環境改善の提案を受けられるため、トータルでの店舗の衛生管理が可能になります。

手間のかからないサービス
サニクリーンにより定期的なチェックと施工が行われるため、ゴキブリ防除の管理に手間をかけず、店舗運営に専念することができます。

ゴキブリ駆除・防除サービスバナー画像
<サニクリーンの駆除・防除サービス導入事例>
「厨房でゴキブリを見かけなくなった。ゴキブリ駆除以上に効果があった防除(ぼうじょ)サービス」
【飲食店】カフェ&パーティー Patata(パタータ)様(千葉県)

キッチンパタータの写真

どこか懐かしくホッとする店内、幅広い年代に愛される洋食の名店「カフェ&パーティー パタータ」様。以前、「ゴキブリ駆除」の手間に悩み…(続きを読む)

まとめ

ゴキブリ対策を効果的に行うためには、駆除と防除の目的を理解して取り組むことが非常に重要です。駆除は、発生しているゴキブリを迅速に取り除く手段として有効ですが、それだけでは再繁殖のリスクが残ります。

長期的な解決を目指すためには、防除も並行して行う必要があります。日々の清掃や整理整頓、すき間の封鎖、湿気対策などを徹底し、ゴキブリが好む環境をなくすことで、店舗の衛生状態を向上させましょう。

さらに、必要に応じてプロの業者に依頼することも検討してください。専門家の知識と技術を活用することで、より効果的な対策が可能です。

飲食店の衛生管理は、お客様の信頼に直結します。ゴキブリ対策を適切に行うことで、店舗の評判が守られ、信頼を獲得できるだけでなく、従業員やスタッフの健康や働きやすい環境も保たれます。継続的なゴキブリ対策を実施し、安心して経営を続けられるよう、積極的な対策を心がけましょう。

また、ゴキブリの対策とネズミの対策は類似点が多く、対策を施すことで相乗効果も期待できます。

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ゴキブリ対策に関するQ&A

Q)飲食店でゴキブリが発生する主な原因は何ですか?
(A)ゴキブリの発生原因には、食べ物や水分が店内に残っていること、人や荷物の出入り
が多いこと、そして清掃が不十分となるすき間が多いことがあげられます。また、厨房や配管、通気口、換気扇のすき間などから侵入しやすく、温かい季節や湿度の高い環境で繁殖が加速します。

(Q)チャバネゴキブリはどのような場所で繁殖しますか?
(A)チャバネゴキブリは温かく湿った場所を好み、飲食店の厨房や倉庫など暗い環境で繁
殖しやすいです。段ボールや食品に付着して外から持ち込まれることが多く、繁殖力が
非常に強いのが特徴です。

(Q)ゴキブリの被害にはどのような影響がありますか?
(A)ゴキブリは大腸菌やサルモネラ菌などの病原菌を運ぶため、食中毒の原因となる可能
性があります。また、お客様がゴキブリを目撃すれば、店舗の信頼に大きなダメージを
与え、客離れや営業停止のリスクもあります。

(Q)「駆除」と「防除」の違いは何ですか?
(A)「駆除」は、すでに発生しているゴキブリの数を一時的に減らすための対策であり、
「防除」は再発を防ぐためにゴキブリが繁殖しにくい環境を維持する長期的な対策です。駆除だけでは一時的な解決に過ぎず、防除が重要です。

(Q)ゴキブリ防除の方法には何がありますか?
(A)ゴキブリ防除には、日々の清掃や整理整頓、排水口やすき間の封鎖が含まれます。ま
た、ベイト剤を使用し、ゴキブリの通り道に設置して長期的に増加を防ぐことが効果
的です。

(Q)ベイト剤はどのように使用しますか?
(A)ベイト剤は、ゴキブリが通る場所に設置するジェル状の毒エサです。ゴキブリがベイ
ト剤を食べて巣に戻り死ぬと、その死骸を他のゴキブリが食べることで、連鎖的に駆除
が進みます。ただし、定期的な観察と管理が必要です。

(Q)ゴキブリ駆除のデメリットは何ですか?
(A)駆除は短期間でゴキブリを排除できる一方、繁殖環境を改善しない限り再繁殖する可
能性があります。駆除後に防除を徹底しなければ、再びゴキブリが繁殖するリスクが高
まります。

(Q)HACCPを活用したゴキブリ対策とは?
(A)HACCPは、食品の安全を守るために危害要因を分析し、管理するシステムです。ゴ
キブリ対策では、店舗内のリスクを分析し、繁殖場所や侵入経路などの「必須管理点」を決めて対策を講じることが有効です。

(Q)飲食店でできる基本的なゴキブリ対策は何ですか?
(A)毎日の清掃と整理整頓がゴキブリ対策の基本です。特に、厨房や排水口、倉庫などゴ
キブリが好む場所を重点的に清掃し、隠れ場所を減らすことが重要です。また、ゴミの
管理なども同じく重要です。

(Q)プロのゴキブリ駆除業者を選ぶ際に重要なポイントは何ですか?
(A)駆除だけでなく、防除の知識やサービスを提供している業者を選ぶことが重要です。
また、24時間対応しているか、定期的なメンテナンスを行っているかも選定のポイン
トとなります。

【監修】
おそうじマイスター(株式会社サニクリーン)
おそうじマイスターとは、株式会社サニクリーンが社内資格として設けている制度で、おそうじに関する正しい知識やノウハウを有した社員を認定するものです。研修や試験に合格した社員が「おそうじマイスター」として認定され、おそうじに関するさまざまな悩みを解決するために、アドバイスや提案、課題解決に向けた取り組みを行います。
<おそうじマイスター紹介ページ>
https://www.sanikleen.co.jp/meister

【参考資料】
さいたま市「飲食店における効果的なゴキブリ対策」
https://www.city.saitama.lg.jp/002/002/010/001/p099362.html

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