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飲食店の大敵!害虫の対処法!

2014.08.06

“招かれざる客”、害虫にどう対処すべき?

夏真っ盛りですね。夏といえば、イベントが盛りだくさんで楽しい季節。リゾート業界やエアコン修理・取り付け業など、業種によっては、年間で一番の繁忙期となるところもあるでしょう。しかし一方で、飲食業にとっては「戦々恐々とする時期」とも言えるかもしれません。なぜなら、飲食店の大敵「害虫(ゴキブリ)」が大量に発生する時期だからです。ゴキブリの発生は、衛生上問題があるだけでなくお客様に大変な不快感を与え、その後のリピート率にも大きな影響をおよぼすため、対処は必須です。
そこで今回の「プロが教える職場・店舗の清掃方法とコツ」では、飲食店におけるゴキブリの対処法についてご紹介しましょう。

害虫を排除するための2つの要素

ゴキブリは、気温が高くなると繁殖が活発になります。また、飲食店には水や食料が大量にあるため、夏の飲食店はまさに、ゴキブリが生息・繁殖するのに絶好の環境なのです。この“招かれざる客”を排除するには、2つの要素が欠かせません。

要素1.侵入してしまったゴキブリの駆除

当然ながら、まずは「今、店内にいるゴキブリ」を駆除することが必要です。そのために、以下の流れで作業を行います。

ステップ1.出入口を塞ぐ
駆除を行う際は、まず彼らの出入口をシャットアウトすることから始めます。お客様・従業員の出入口や換気口、排水溝などを塞いだり、その付近にクミンやキャラウェイなどのゴキブリの嫌うハーブの匂いを付けたりして、できるだけ侵入させないようにします。

ステップ2.駆除
狭い隙間や水廻りなど、ゴキブリの通り道と思われる場所に、ホウ酸団子などの「ベイト剤(毒エサ)」や液体殺虫剤を設置・散布し、ゴキブリを駆除します。

要素2.再侵入を防止

せっかく店内のゴキブリを駆除しても、また侵入されたのでは意味がありません。飲食店の“好環境”がそこにあるかぎり、再侵入のリスクはあると考えたほうがいいでしょう。そこで大切になるのが、毎日のケアと消毒です。

1.毎日のケア
飲食店で必ず出る生ゴミはゴキブリの大好物。処理を怠ると、繁殖の温床になってしまいます。食品クズや残飯などの処理は毎日確実に行う必要があります。

2.消毒
一度駆除を行ったあとも、定期的・継続的に消毒や駆除処理を行うことで、徐々にゴキブリの好まない環境にしていくことができます。

消費者は「害虫がいないのが当たり前」と認識している

飲食店にとって、害虫――とくにゴキブリの存在は経営をも左右する大きなリスクです。なぜなら、「ゴキブリがいるお店=清潔でないお店」と、イメージが直結してしまうから。ゴキブリのいる厨房で作られた料理を、お金を払ってまで食べたい人はきっといないでしょう。
また、「害虫がいないこと」を賞賛するお客様もいません。お客様にとっては、害虫がいないことは、「標準」なのです。お店のイメージを損ねないよう、また一度ご来店いただいたお客様にまた来ていただけるよう、ぜひ、夏の害虫対策を徹底しましょう。

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