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<汚れとお掃除の百科事典>飲食店の要注意ポイント“入口ドア”

2015.12.23

入口ドアが汚ければ店も汚い?

お客様を迎え入れ、お見送りする場所であるドアは、お店の顔とも言える場所。見た目の美しさは当然のこと、衛生面にもしっかり気を遣っておく必要があります。そこで、今回の「汚れとお掃除の百科事典」では、飲食店の入口ドアの汚れと、その洗浄方法についてお話をしていきましょう。

外部から持ち込まれる汚れで、取っ手が汚れているかも?

お店のドアが手動の場合にまず注意したいのが、取っ手の汚れ。ここはお客様や従業員、出入り業者など多くの人が触れる部分です。しかも、外からやってくる人たちが触っているので、どんな汚れや雑菌が付着しているか分かりません。インフルエンザやノロウイルスといった、恐ろしい細菌が付着していることも考えられます。
また、手で触れたときにベタつきがあると、入店されるお客様が不快に思われることもあるでしょう。見て分かる汚れはもちろんのこと、少しでも汚れていると感じたなら、定期清掃でなくてもすぐにダスターで拭き取るといった対処が必要です。

入口ドアの洗浄方法

ドアの清掃はいたって簡単。以下の手順で清掃を行いましょう。
<Step.1>中性の除菌洗浄剤をダスターにスプレーする
<Step.2>特に取っ手部分は念入りに、全体をダスターで拭き上げる
※重要なのは、できるだけ小まめに清掃を行うようにすること。
特に取っ手部分は一日に数度行うのが効果的です。

入口ドア掃除の注意点

毎年冬になると、飲食店にとっての大敵となるのが、ノロウイルスです。感染力の強いノロウイルスは、ドアノブにも付着してそこからお客様や従業員に感染していくリスクも考えられます。これを防ぐには、手洗いなどの基本はもちろん、ドアノブの除菌も重要です。
ただし、ノロウイルスにはアルコール除菌がほとんど効きません。ノロウイルスの除菌をする際は、200ppm(0.02%)の濃度で作った次亜塩素酸ナトリウムの消臭剤をスプレーし、ペーパータオルで拭き取るといった方法で、予防に努めましょう。

美しく清潔なドアで店舗のイメージもアップ!

ドアはお客様をお出迎えし、お見送りする場所です。ここがキレイになっていなければ、そもそも入店すらためらってしまうかもしれません。また、せっかく美味しいお料理を楽しんだのに、最後の最後で汚いドアを見せられては、せっかくのよい気分が台無しです。ドア全体はもちろん、取っ手部分にはより注意をして、衛生を保てるように努めましょう。

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