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<汚れとお掃除の百科事典>飲食店の要注意ポイント“テーブル”

2015.12.15

台ふきんだけでは不十分? 衛生的なテーブルを保つために

飲食店のテーブルは、不特定多数のお客様の手が触れる場所であると同時に、料理が置かれる場所でもあります。多くの雑菌が付着している可能性が高く、台ふきんで拭くだけでは不安が残ります。安心してお客様にご来店いただくためには、しっかりとした清掃を小まめに行うことが重要です。

テーブル汚れは食中毒のリスクとお客様の不快感につながります

前回ご紹介したメニュー表同様、飲食店のテーブルには多くの汚れが付着しています。手垢や食品汚れ、ホコリ、土といった目に見えるものはもちろん、食中毒にもつながる恐ろしいブドウ球菌といった細菌もあるため、注意が必要です。また、油汚れでベタベタするテーブルは肘を置いたり手を乗せたりするのも嫌なもの。当然そんなところで食事を楽しめるはずがありません。ご来店いただいたお客様をもてなすためには、お料理だけでなく客席の清掃に力を入れることも大切です。

テーブルの洗浄方法

テーブルの清掃はお客様が使った後、その都度必ず行います。
忙しいときだとついつい雑になってしまいがちですが、前述のとおり、恐ろしい細菌がいる可能性もありますのでしっかりと実施しましょう。

<Step.1>お客様が帰ったらテーブルから食器を下げ、清掃を開始します
<Step.2>消毒用アルコールをテーブルに吹きかけ、ダスターで側面までしっかり拭きましょう
<Step.3>カスター類もいったん退かして、テーブルの隅々までていねいに拭きます
<Step.4>テーブルを拭き終わったらカスターなどを定位置に戻します
<Step.5>イスも拭き掃除をします。ダスターで拭き、細かなゴミや髪の毛などもチェックします

テーブル洗浄の際の注意点

テーブルを清潔に保つためには、開店・閉店時の清掃も大切ですが、何よりも小まめな除菌が重要です。汚れが蓄積すると、その分細菌の繁殖にもつながります。一度でもお客様がテーブルを使ったのであれば必ず清掃を行い、常にキレイな状態をキープできるよう心がけましょう。
また、清掃用具の清潔性も重要です。汚れが付いたダスターでテーブルを拭いてしまっては本末転倒。雑菌を塗りつけているようなものです。その他、清掃中は周りのお客様にご迷惑がかからないよう気を遣うのもお忘れなく。

安心して食事を楽しめるテーブルを保ちましょう

お客様にとって飲食店は食事を楽しむところ。座った瞬間に「このテーブル、汚いかも……」と思われてしまったら、来店自体を後悔されてしまうかもしれません。また、食中毒といった大きなトラブルを防止する意味でも、小まめな清掃を徹底することは非常に大切です。

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