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<汚れとお掃除の百科事典>洗剤の種類“クレンザー”

2015.10.30

クレンザーを使ってガンコな汚れもすっきりキレイに

なかなか落ちないガンコな焦げ付きやサビなどの汚れは、普通の洗剤では取り除くことができません。そんなときに役立つのが「クレンザー」です。今回の「汚れとお掃除の百科事典」では、さまざまな場所で大活躍の洗剤・クレンザーについてご紹介します。

そもそもクレンザーとは?

クレンザーとは、界面活性剤に研磨剤を加えたもののこと。ガンコな焦げ付きやサビ、不溶性の汚れを落とすのに使われます。形状には粉末タイプやクリームタイプのものがあり、一般的に後者のほうが粒子が細かいため、傷が付きにくいと言われています。なお、クリームタイプは粉末のように周囲へ飛び散らないため、使いやすいというメリットがあります。また、プラスチック製品や漆器、食器の塗装面などは傷が付きやすいため使用は控えましょう。また、金や銀などの貴金属も同様です。

<さまざまな場所で活躍するクレンザー>

クレンザーにはさまざまな用途があります。それぞれの製品によってその範囲は若干異なりますが、以下では代表的なものをご紹介します。

キッチン

シンクや蛇口、排水溝のゴミ受け、三角コーナー、その他にもキッチン周りのさまざまなものに利用できます。なお、ガスレンジなど水洗いができないところは、使用後にしっかり水拭きをしましょう。

浴室・洗面所

各種水アカや壁・床の黒ずみ、石鹸カスなどにもクレンザーは効果的です。また、よく絞った布につけてこすることで、鏡もピカピカになります。

スイッチプレート

オフィスや店舗、施設の照明をつけるためのスイッチプレートは、多くの人が何度も触っていくうちに手アカ汚れがこびりついていきます。そんなときも、クレンザーを使えば簡単にキレイにすることができます。

<クレンザーの基本的な使い方>

粉末タイプ、クリームタイプにかかわらず、クレンザーは汚れた部分へ直接振りかけたり・塗ったりして使うのが基本です。その後、水を含ませたタワシやスポンジでこすり、汚れを落とします。粉がなじみ、ザラザラとした感触がなくなれば一度洗い流しましょう。キレイになっていれば完了です。もし汚れが残っているようなら、はじめの行程を繰り返します。なお、素手だと手が荒れますので必ずゴム手袋を着用して行いましょう。

<掃除グッズとの組み合わせ>

・洗面台やタイルといった陶器類の水ジミには、ジーンズの布地を使うとより効果が高くなります
・蛇口の裏側にはストッキングがオススメです。もう使わないストッキングを用意し、水で濡らして絞った後、クレンザーをつけて靴磨きの要領でこすりましょう
・タイルの目地や手が届きにくい隅の部分には、キッチンブラシや使い古した歯ブラシなどを使いましょう

洗剤を使いこなして快適な環境を

世の中にはさまざまな洗剤がありますが、それぞれに適した用途が決あります。まずは汚れの種類を知り、その後それに効果的な洗剤を選ぶことがお掃除では大切です。今回ご紹介したノウハウを活用し、いつまでもキレイで衛生的な環境を保つよう心がけましょう。

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