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<汚れとお掃除の百科事典>飲食店の要注意ポイント“レジ”

2015.12.21

実はレジには汚れがいっぱい!

食べ物や飲み物から離れているため、衛生面が疎かになりがちな飲食店のレジ。しかし実は、レジこそさまざまな汚れが溜まりやすい場所だということをご存知でしょうか。お客様に衛生的な環境を提供し、見た目の印象を損なわないためにも、小まめなレジ洗浄は重要事項のひとつと言えます。今回の「汚れとお掃除の百科事典」では、「レジ」の清掃についてご紹介します。

レジに付着する汚れについて

レジにもっとも付着しやすい汚れは、ズバリ手垢です。多くの従業員が触るため、特にボタン部分に黒ずみなどができているというお店も多いのではないでしょうか。その他にも、ブドウ球菌といった細菌やホコリなどが付着している場合もありますので、しっかりと清掃を行う必要があります。
また、紙幣や硬貨は外から持ち込まれるもの。そのため、どんな細菌や汚れが付いているか分かりません。お金を扱うということは、汚れのカタマリを直接触っているのだと考え、その作業にもっとも近いレジは、常に汚れと隣り合わせであることを忘れないでおきましょう。

レジの洗浄方法

レジに付いた汚れが従業員の指に移り、その手で食品に触れてしまうと、食中毒などの大変な事態を招く原因になります。そのため、常にレジはキレイにするよう心がけましょう。以下はレジ洗浄の手順です。

Step1.清潔なダスターに中性の除菌洗浄剤をスプレーする
Step2.ダスターで隅々までていねいに拭き上げる

レジ掃除の際の注意点

レジのボタン部分やキャッシュトレイは不特定多数の人が触れる場所です。定期的な清掃はもちろんのこと、少しでも汚れがあったらすぐに清掃を行うよう心がけましょう。ただし、プラスチックや液晶画面には、素材が傷んでしまうためエタノール製剤の使用は厳禁。基本的には中性の除菌洗浄液を利用するようにしましょう。
また、せっかくレジをピカピカにしても、周辺がグチャグチャなままでは見た目が良くありませんし、なにより作業効率も落ちます。レジ洗浄を行う際には、併せてその周りのものの整理整頓や清掃も行うようにしましょう。

最後まで気持ちよくお客様を送り出しましょう

レジは従業員だけが見るもとと考えがちですが、意外とお客様からも見られている部分です。ボタンの黒ずみなどがあると「不衛生なお店だな……」と思われかねません。衛生面はもちろんのこと、見た目のキレイさも維持するために、小まめな清掃を心がけ、気持ちよくお客様のお帰りを見送れる店舗を目指しましょう。

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