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<汚れとお掃除の百科事典>床材“木材”

2016.03.21

木目や色味が人気の木材系床材

各事業所で使われる床材に焦点を当て、種類・特徴とメンテナンス方法をご紹介している「汚れとお掃除の百科事典」。今回は、その独特な風合いが昔から人気の木材系床材をご紹介します。

木材系床材の種類と特徴・メンテナンス方法

「室内の雰囲気を柔らかいものにしたい」「ほかの材質にはない温かみがほしい」。こうしたニーズに応えてくれるのが木材系の床材です。木目や独特の色味は人気も高く、オシャレなイメージをつくることもできるでしょう。しかし、メンテナンスという側面から見てみると、扱いには注意点が多いというデメリットもあります。以下では、木材系床材を無垢床材と複合フローリングの2種類に分けて、それぞれの特徴やメンテナンス方法をご紹介します。

無垢床材系

天然の木を一枚板に加工したものを「無垢材」と言い、その素材にはナラやカバ、ブナ、ヒノキなどさまざまなものがあります。複合フローリングに比べて高価な床材ですが、その分風合いや肌触りに魅力があり、高い人気があります。
無垢床材は木材ですので、空気中の湿気を吸収・放出する機能を持っています。夏は湿気を吸収し、冬は湿気を放出。さらに静電気の発生も抑えてくれます。しかも、無垢床材には空気が多く含まれているので断熱性に優れているのも魅力のひとつです。

【メンテナンス方法】

メンテナンスで何より注意したいのは、気温や湿度の変化による木の反りや曲がりです。ある程度の収縮や膨張は仕方がないですが、過度の乾燥は割れにつながることも。その場合、元に戻すことはできないので湿度管理には十分気を使いましょう。また、環境によっては傷みが出やすくなっていたり、汚れが溜まりやすくなったりする場合があります。
こうした性質があるため、メンテナンスの際には丁寧な乾拭きが必須。ワックスも薄く延ばして使わなくてはなりません。また、大量のワックスや塗料が塗られているところに、塗料専用のワックスを使うと素材が傷む原因にもなりますので、併せて注意しましょう。

複合フローリング

天然の木の薄板を、複数の板を接着剤で貼り合わせた合板の表面に貼り付けたものを複合フローリングと言います。表面材の厚いものは鮮やかな木目で、見栄えも良好。一方、薄いものは耐摩耗性や耐久性を高めるため、ウレタン樹脂塗装などを施しているものもあります。
無垢床材系に比べ、ねじれや反りに強いというメリットのほか、耐水性や耐候性に優れており傷にも強い傾向にあります。その他、色のバリエーションが豊富であったり、価格帯がお手頃だったりといった利点もあります。

【メンテナンス方法】

製造方法がメーカーごとに異なることもあり、一概に「正解」と言えるメンテナンス方法がありません。そのため、適切なお手入れ方法については、それぞれのメーカーに確認をしておくことが重要です。

独特の風合いを楽しめる木材

無垢床材であれ複合フローリングであれ、木材系の床材はその独特な風合いで高い人気を誇り、多くの場所で利用されています。木が持つ独自の性質に注意が必要なため、メンテナンス性はさほど高くはありませんが、適切な環境づくりや丁寧なお手入れを欠かさなければ、大きな問題はないでしょう。オシャレで温もりのある床で、素敵な空間を演出しましょう。

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