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お風呂のカビ予防|5分の新習慣で掃除の手間を減らす

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お風呂のカビ予防|5分の新習慣で掃除の手間を減らす

お風呂のカビ予防には、掃除に時間をかけず、たった5分で取り入れられる新習慣がおすすめです。
具体的には、お風呂上がりに「シャワーで汚れをサッと洗い流す」「冷水シャワーで浴室全体を冷ます」「水分を拭き取る」「浴室を乾燥させる」「シャンプーボトルなどをつるす収納に変える」という5つの習慣です。この習慣を取り入れることで、カビを効果的に予防し掃除の手間を減らすことができます。

本コラムでは、サニクリーンのおそうじマイスターが、カビが発生する原因から予防策まで詳しく解説します。

このコラムでお伝えするポイント

  • お風呂のカビは「温度・湿度・栄養」の3つがそろうと発生する
  • 入浴後のシャワー・冷水・水切り・換気でカビが生えにくい環境をつくる
  • シャンプーボトルなどは「つるす収納」に変えてカビを予防する
  • 防カビ剤は、くん煙・スプレー・設置タイプなど用途に合わせて選ぶ
  • 落としきれないカビはプロのハウスクリーニングへ相談する

お風呂のカビが何度も生えてくる理由

黒カビの写真

家の中でも、お風呂はカビが繁殖しやすい場所です。
湿度が高く、温度も上がりやすいうえに、皮脂汚れや石けんカスなど、カビの栄養源になる汚れも残りやすいためです。表面のカビを一時的に落としても、湿気や汚れが残ったままだと、カビは再び発生しやすくなります。まずは、お風呂でカビが繁殖しやすい理由を見ていきましょう。

カビが好む3つの条件「温度・湿度・栄養」

お風呂でカビが繁殖しやすいのは、「温度」「湿度」「栄養」の3つの条件がそろいやすいためです。

まず、カビは20〜30℃ほどの暖かい環境で増えやすくなります。入浴後の浴室は、浴槽のお湯やシャワーの熱で温まり、カビが繁殖しやすい温度が続きます。
次に重要なのが湿度です。カビは湿度の高い環境を好みます。入浴中の湯気やシャワーの水滴によって、壁や床には水分が残り、浴室全体が湿った状態になります。換気をしていても完全に乾くまでには時間がかかるため、その間にカビが発生しやすくなります。
さらに、浴室にはカビの栄養源になる汚れも多くあります。皮脂や垢、シャンプーやリンスの飛び散り、石けんカスなどが壁や床、排水口まわりに残ると、カビが繁殖しやすい環境になります。
特に、床の隅やドア下のゴムパッキン、浴槽のふたの裏側などは、水分や汚れが残りやすい場所です。こうした場所は、カビが発生しやすいため、入浴後に水分や汚れを残さないようにしましょう。

天井に残った「カビの胞子」が再発の原因になることも

天井のカビの写真

床や壁のカビをきれいにしたはずなのに、しばらくするとまた生えてくることがあります。その原因の一つとして考えられるのが、浴室の天井に残ったカビです。
カビは目に見える部分だけに発生しているとは限りません。天井にもカビの胞子が付着している場合があり、入浴後の湿気や空気の流れによって、浴室全体に広がることがあります。そのため、床や壁を掃除してもカビが再発することがあります。

浴室全体のカビを防ぐには、床や壁だけでなく、天井も含めた対策が大切です。くん煙タイプの防カビ剤などが浴室全体のカビ予防に使われるのは、こうした見えにくい場所のカビ対策にもつながるためです。

お風呂上がりの5分でできるカビ予防の新習慣

お風呂上がりに取り入れたいカビ予防の習慣は、次の5つです。

□シャワーで汚れを流す
□冷水で浴室を冷ます
□水分を拭き取る
□浴室を乾燥させる
□つるす収納に変える

これらの習慣は、カビが繁殖しやすい「温度」「湿度」「栄養」の3つの条件を減らすための対策です。すべてを完璧に行う必要はありません。できることから少しずつ取り入れるだけでも、浴室のカビは発生しにくくなり、清潔な状態を保ちやすくなります。

【習慣1】シャワーでカビの栄養源を洗い流す

シャワーをかけている写真

カビ予防の第一歩は、入浴後に浴室全体へシャワーをかけることです。壁や床に付着した皮脂、石けんカス、シャンプーの残りなど、カビの栄養源となる汚れを洗い流します。
特にカビが発生しやすい床の隅、壁の下方、排水口まわりは念入りに洗い流しましょう。

【習慣2】冷水シャワーで浴室全体の温度を下げる

次に、浴室全体に冷水シャワーをかけます。入浴直後の浴室は温度が高く、カビが活動しやすい状態です。冷水をかけて浴室内の温度を下げると、カビが繁殖しにくい環境づくりにつながります。
また、湯気がおさまり、水蒸気が壁や床に水滴として落ちやすくなります。その後に換気扇を回すことで湿気を外へ逃がしやすくなります。

【習慣3】水分を拭き取る

ぞうきんで水分を拭き取っている写真

カビの繁殖には水分が欠かせません。そのため、お風呂上がりには水切りワイパー(スクイージー)や吸水性の高いタオルで、浴室内の水分を取り除いておくのがおすすめです。特に、壁や鏡、床、浴槽のフチなどは水滴が残りやすい場所です。

完璧に拭き取る必要はありません。水切りワイパーで水滴を軽く落とすだけでも浴室が乾きやすくなり、カビの発生を抑えやすくなります。水切りワイパーは100円ショップなどでも手軽に購入でき、広い面の水気を効率よく取れるため、日々のカビ対策におすすめです。

【習慣4】換気で浴室を乾燥させる

換気ボタンを押している写真

浴室の湿気を取り除くには、換気が欠かせません。
お風呂上がりに30分ほど換気するだけでは、壁や床に残った水分まで十分に乾かないことがあります。カビを予防するためには、入浴後は2時間以上を目安に、可能であれば24時間換気扇を回しておくとよいでしょう。

換気扇を使用する際は、浴室の窓や扉を閉めて運転するのがおすすめです。窓や扉を開けたままにすると、空気の流れが偏り、浴室全体の湿気を十分に排出できない場合があります。

【習慣5】シャンプーボトルなどは「つるす収納」に変える

シャンプーボトルや洗顔フォームの底、石けん置きなどに発生するぬめりは、カビが発生する原因になります。そこで、「つるす収納」や「浮かせる収納」に変えると水切れがよくなり、ぬめりやカビが発生しにくくなります。
マグネット式のラックや、タオルバーに引っ掛けるフックなどを使えば、浴室内の小物を乾きやすい状態にすることができます。

【もっと楽したい】お風呂のおすすめ防カビアイテム

ここでは、くん煙タイプ・霧タイプの防カビ剤やスプレータイプの防カビ剤などを紹介します。ご自身のライフスタイルや浴室の状況に合ったアイテムを選び、無理なく清潔な状態を保ちましょう。

【月1回が目安】くん煙・霧タイプの防カビ剤

防カビくんの写真

くん煙タイプや霧タイプの防カビ剤は、浴室全体に成分が広がりやすいのが特徴です。煙やミストが天井や壁、床、シャンプーボトルなどの小物まわりまで行き渡るため、手が届きにくい場所のカビ対策にも効果的です。

使い方も比較的簡単です。浴室内に置いて水を入れるタイプや、ボタンを押して使うタイプなどがあり、あとは煙やミストが広がるのを待つだけです。製品によって使用頻度は異なりますが、月1回や2か月に1回など、定期的なカビ予防が必要になります。

【週1回の手軽さ】気づいたときに使えるスプレータイプの防カビ剤

消臭スプレーの写真

スプレータイプの防カビ剤は、カビが生えやすい場所や気になる箇所に、ピンポイントで使いやすいのが特徴です。浴室の目地やドアのパッキン、排水口まわりなど、カビが発生しやすい場所に直接スプレーすることで、部分的な防カビ対策ができます。
お風呂掃除のついでや、カビが気になるタイミングで使いやすいため、日常のお手入れに取り入れやすいアイテムです。ただし、スプレータイプは吹きかけた部分を中心に効果を発揮するため、浴室全体をまんべんなく対策したい場合には向いていないことがあります。

【置くだけ簡単】手軽に使える設置・つり下げタイプの防カビ剤

できるだけ手間をかけずにカビ対策をしたい場合は、浴室に置くタイプや、つり下げて使うタイプの防カビ剤も便利です。
これらの製品は、防カビ成分が少しずつ広がり、浴室内のカビの発生を抑える仕組みです。設置したあとは、交換時期までそのまま使えるものが多く、日々の手間を減らしながらカビ対策を続けやすいのが特徴です。
製品によって効果の続く期間は異なりますが、1か月から数か月程度使えるものもあります。

自分に合った防カビ剤の選び方|3つのポイント

浴室イメージ

先ほど紹介したように、防カビ剤にはいくつかの種類があります。効果的にカビを予防するには、浴室の状態や使いやすさに合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、自分に合った防カビ剤を選ぶための3つのポイントを紹介します。

【ポイント1】効果の持続期間で選ぶ

防カビ剤を選ぶときは、まず効果がどのくらい続くのかを確認しましょう。
くん煙タイプは、1回の使用で1〜2か月ほど効果が続くものが多く、定期的に浴室全体をまとめて対策したい方に向いています。置くタイプやつり下げるタイプは、製品によって異なりますが、1か月から数か月ほど使えるものがあります。
一方、スプレータイプは気になる場所にこまめに使うタイプです。掃除のついでや入浴後など、部分的にカビを予防したい方に向いています。

【ポイント2】使いやすさで選ぶ

カビ予防は続けることが大切なため、防カビ剤は、無理なく使い続けられるものを選ぶことも大切です。
くん煙タイプは、使用前に浴室を締め切り、換気扇を止めるなどの準備が必要です。少し手間はかかりますが、天井や壁、床など広い範囲をまとめて対策しやすいのが特徴です。
スプレータイプは、カビが気になる場所に直接吹きかけられるため、手軽に使えます。ただし、浴室全体をまんべんなく対策したい場合には、向いていないこともあります。
置くタイプやつり下げるタイプは、設置するだけで使えるため、できるだけ手間をかけずにカビ対策を続けたい方に向いています。
効果が届く範囲は製品によって異なるため、使用場所や浴室の広さに合うものを選びましょう。

【ポイント3】成分や香りで選ぶ

浴室は家族が毎日使う場所のため、防カビ剤を選ぶときは成分や香りも確認しておきましょう。小さなお子さんやペットがいるご家庭、においに敏感な方がいる場合は、塩素不使用やアルコールフリー、無香料タイプなどを選ぶと使いやすくなります。
最近は、アロマの香りがするものや、刺激臭を抑えたものもあります。家族構成やにおいの好み、浴室の広さに合わせて、無理なく続けられる防カビ剤を選びましょう。

お風呂掃除をプロに依頼するメリット

ここまでカビを防ぐ方法を紹介してきましたが、すでにカビがお風呂全体に広がっている場合や、忙しくてなかなか掃除の時間が取れない場合もあるでしょう。
そのようなときは、プロのハウスクリーニングに相談するのも一つの方法です。プロに依頼すれば、市販の洗剤では落としにくいカビはもちろん、手が届きにくい天井や、分解が必要な換気扇の内部など、自分では掃除しにくい場所まで対応してもらえます。

浴室全体の汚れを一度しっかり落としておくと、その後のカビ予防もしやすくなります。日頃のお手入れで落としきれない汚れがある場合は、無理をせず、プロのハウスクリーニングへの依頼も検討してみましょう。

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まとめ

今回は、お風呂のカビに悩む方に向けて、カビを落とすだけでなく、発生させにくくするための予防習慣を紹介しました。
カビを防ぐには、カビが繁殖しやすい「温度・湿度・栄養」の条件を減らすことが大切です。入浴後にシャワーで皮脂汚れや石けん成分を洗い流す、冷水で浴室内の温度を下げる、水切りや拭き上げで水分を減らす、換気で湿気を逃がすといった習慣を取り入れることで、カビが発生しにくい環境をつくることができます。
また、シャンプーボトルなどをつるす収納に変えると、ぬめりやカビの予防につながります。市販の防カビ剤を活用すれば、日々のカビ対策の負担を減らしやすくなります。

できることから少しずつ取り入れて、清潔で快適な浴室を保ちましょう。

Q&A|お風呂のカビ予防について

Q. お風呂のカビ予防は何をすればよいですか?

A. お風呂のカビ予防には、入浴後に汚れを流す、冷水で温度を下げる、水分を取る、換気する、つるす収納にする習慣が効果的です。

Q. お風呂にカビが何度も生える原因は何ですか?

A. お風呂は温度・湿度・栄養の3条件がそろいやすいため、カビが繁殖しやすい場所です。皮脂汚れや石けんカスも原因になります。

Q. お風呂上がりにシャワーで流すとカビ予防になりますか?

A. はい。入浴後に壁や床をシャワーで流すと、皮脂汚れや石けんカスなど、カビの栄養源になる汚れを減らせます。

Q. 冷水シャワーはお風呂のカビ予防に効果がありますか?

A. はい。冷水シャワーで浴室の温度を下げると、カビが繁殖しにくい環境づくりにつながります。湯気もおさまりやすくなります。

Q. お風呂の水分を拭き取るとカビは防げますか?

A. はい。水分を減らすことで浴室が乾きやすくなり、カビの発生を抑えやすくなります。水切りワイパーで軽く水滴を落とすだけでも効果的です。

Q. お風呂の換気はどのくらい必要ですか?

A. 入浴後は2時間以上を目安に換気扇を回しましょう。可能であれば24時間換気を続けると、浴室に湿気が残りにくくなります。

Q. シャンプーボトルのぬめりはカビの原因になりますか?

A. はい。シャンプーボトルの底や石けん置きのぬめりは、カビが発生しやすい原因になります。つるす収納にすると水切れがよくなります。

Q. お風呂の防カビ剤はどのタイプを選べばよいですか?

A. 浴室全体を対策したいならくん煙・霧タイプ、気になる場所だけならスプレータイプ、手軽さを重視するなら設置・つり下げタイプが向いています。

Q. 防カビ剤を使えばお風呂掃除は不要になりますか?

A. 防カビ剤はカビ予防を助けるアイテムですが、掃除が完全に不要になるわけではありません。日々の換気や水切りと併用しましょう。

Q. お風呂のカビが落ちないときはどうすればよいですか?

A. 根深いカビや手の届かない場所の汚れは、無理にこすらずプロのハウスクリーニングに相談するのも一つの方法です。

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お風呂のカビ予防|5分の新習慣で掃除の手間を減らす

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この記事の監修者

株式会社サニクリーン「家事ネタ担当チーム」

株式会社サニクリーン「家事ネタ担当チーム」

サニクリーン独自の社内認定「サニクリーンおそうじマイスター制度(初級/上級ライセンス)」および特定非営利活動法人ハウスキーピング協会認定の「整理収納アドバイザー準1級」日本生活環境支援協会主催(JLESA)の「ハウスクリーニングアドバイザー®資格」日本インストラクター技術協会(JIA)主催の「クリーニングインストラクター資格」を保有。

1960年創業のサニクリーングループが蓄積してきた清掃ノウハウと、社内の清掃技術部門への確認をもとに、本記事の掃除手順・洗剤選定・素材適合性・安全性を監修しています。

藤原千秋

藤原千秋

サニクリーンおそうじマイスタースペシャル講師。

「家のなか」の事をテーマにウェブ、雑誌、書籍、新聞等で執筆。
大手住宅メーカー営業職を経て2001年よりAllAboutガイド。
きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)等、著監修書多数。
2020年より東京中日新聞にてコラム『住箱のスミ』連載中。2018年よりTBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』隔月レギュラー出演中。

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https://news.yahoo.co.jp/users/expert/fujiwarachiaki
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集英社LEEweb https://lee.hpplus.jp/column/series/souji/

 

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