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地域で愛されるお店に!飲食店の臭気対策その2

2016.03.25

清掃・メンテナンスで飲食店のニオイ問題を解決

前回のコラムでは、飲食店が抱えるニオイの問題とその対策についてお伝えしました。今回はより具体的に、清掃やメンテナンス、その他の防止法について考えていきましょう。ぜひ参考にしてみてください。

清掃・メンテナンスによるニオイ対策

臭気対策を行う場合には、その原因をしっかり把握することが重要です。そしてそれが清掃やメンテナンスで取り除けると分かったら、しっかりお手入れをしてあげましょう。以下では、一例ではありますがニオイ対策につながるお掃除の方法をご紹介します。

ファンに原因がある調理臭の改善

調理のニオイが店内に立ち込んで、窓や出入り口から外に漏れている場合にはファンなどの清掃・メンテナンスの実施が必要です。はじめに、ファンの吸引量が不足になっている原因を確かめましょう。フィルターの目詰まりや、ダンパーの油汚れ、ベルトの緩みや切断などを疑ってみましょう。また、ダクト内のファンが油煙で汚れている場合は、しっかりと清掃を行ってください。

グリストラップに原因がある排水口のニオイの改善

排水口からのニオイが外に漏れ出している場合、原因はグリストラップにあるかもしれません。そのため、まずは固形分が入るカゴへたまった食品残渣などをしっかりと拾います。その後、グリストラップにたまった浮上油を取り除き、沈殿したヘドロもすくい取りましょう。最後に全体をキレイに洗浄します。その後、バスケット清掃は毎日、浮上油脂は週一回、汚泥清掃は月一回といった頻度のメンテナンスを心がけましょう。

ニオイの悪影響を減らすための対策

清掃やメンテナンスでも改善ができないニオイについては、臭気が周りに及ぼす悪影響をいかに減らせるかがカギとなります。そのため、以下の点に注意しましょう。

調理臭の出口を変更する

排出口の高さや方向の変更は臭気対策に効果的です。できるだけニオイが薄まるような位置から排出できるよう工夫しましょう。

作業の方法・工程を変更する

強烈なニオイが出る作業については、回数や時間の見直しを行ってみましょう。たとえば、それまで毎日夜間に行っていたのであれば、これを週2~3回に減らし、夜間以外の時間帯で行うことで、近隣の方への影響を減らすことができます。

臭気漏れを防止する

どうしても出てしまう臭気については、ニオイが漏れるのを防ぐことに力を入れましょう。建物の窓は開放せず、出入り口には自動シャッター扉をつけるなど、建物からニオイが漏れ出すのを防止します。

脱臭装置の活用も考えて、愛されるお店を目指しましょう

いかがでしたか? 臭気対策には適切な清掃・メンテナンスが大切です。その他、ニオイの悪影響を薄めるような工夫をすることで、近隣への迷惑も減らすことができるでしょう。また、費用はかかりますが、脱臭装置を導入するのも効果が高いためオススメです。今回ご紹介した内容を参考に、地域に愛されるお店を目指しましょう。

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