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<汚れとお掃除の百科事典>食品加工工場“ロータリーシェフ”

2016.04.20

食品加工の主役、ロータリーシェフをキレイにしよう

食品加工工場でも、焦げ付きやベタ付きが気になるのがロータリーシェフです。どんなに工場内を清潔に保っていたとしても、加工時の機械が不潔では意味がありません。「汚れとお掃除の百科事典」食品加工工場シリーズ、今回は、そんなロータリーシェフのお手入れ方法についてご紹介します。

ロータリーシェフの汚れるポイントをチェック

焙煎や炒め、煮込み、和えなど……さまざまな食材の調理に欠かせないロータリーシェフは、小型から大型のものまで幅広い種類があります。いずれも、焦げ付きや油汚れが付きやすい機械ですので、しっかりとお手入れを行いましょう。
汚れやすいポイントとしては、まずは内部が挙げられます。ここには焦げ付きが起きやすく、しっかりと洗浄を行わないと異物混入や熱効率の低下につながるので注意しましょう。次にハンドル部分です。ここは油ハネや手垢で汚れやすいので、ベタ付きが出る前に定期的にお手入れしてあげましょう。また、外面も同様に油ハネや手垢で汚れやすいので、ハンドル清掃のときに合わせて洗浄しましょう。

内部洗浄の手順

まずは内部洗浄からはじめます。この部分はロータリーシェフでも一番汚れやすく、さらに食品が直に触れる部分です。小まめな洗浄を心がけましょう。

【Step1】
はじめに水、もしくはぬるま湯でロータリーシェフの内部を洗い流します。

【Step2】
スポンジ、もしくはブラシに中性洗剤を付けこすり洗いします。なお、汚れがなかなか落ちないときには、強力油汚れ用洗剤を使用するようにしましょう。ただし、金属の種類によっては使えない場合もあるので、製品記載の注意事項を必ず事前に確認しておきましょう。

【Step3】
流水でしっかりと洗い流してください。

【Step4】
水気をダスターなどで拭き取り、しっかりと乾燥させます。

外面・ハンドル洗浄の手順

次に外面・ハンドルの洗浄です。内部に比べると汚れは付きにくいですが、放っておくと油汚れや手垢が蓄積しベタベタになるので、定期的なお手入れを心がけましょう。

【Step1】
まずはダスターに中性洗剤を取ります。なお、内部と同様に、油汚れがひどいのであれば、強力油汚れ用洗浄剤を使いましょう。

【Step2】
ダスターで全体を拭き上げます。

【Step3】
汚れていないキレイなダスターを用意し、最後に水拭きして完了です。

食品を衛生的に加工するために……

ロータリーシェフは、食品加工工場の中でもかなり利用頻度の高い機械です。安全・安心な加工を行うためには、常に清潔にしておかなくてはなりません。特に、食品が直接触れる内部については、トラブルを防止するために小まめな清掃に努めましょう。

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