まじめなのかなぁ、と思うんです。
こんな、「掃除」についてのコラムなどを読んでくださっている方って、たとえ「ずぼら」に憧れて? いたとしても、気持ちが「まじめ」。
ですから、おそらく自分で自分のことを、そうは思っていないかも知れない。
でも、「がんばりすぎ」ているはずなんです。
エッそんなことないない!
顔の前で手を振るところが目に見えるようです。
そんなことない、がんばってない!
ぜんぜん、がんばってなんか、ないから!
でも、なかなか家の中がスッキリしない……。
いかにも掃除してるっぽくは、周りに見せている。
かも知れないけど。
私しか分かってないかもだけど。
家族に気付かれてもいないかも知れないけど。
本当は家のあんなとこ、こんなとこ。
ホコリだらけ。カビだらけ。
油でベトベト。へどろがドロドロ。溜めちゃってる。
この間、いつ掃除したか、もう分からないほど経ってる。
すっごい、汚れてる。
だから、「罪悪感」で心の中も、いつもどこか曇ってしまっているのですよね。
でも、これだけは言わせてください。
どんなに「がんばった」からって、あなたは、報われるわけじゃありません。
掃除では。とくに、あなた以外の家族のいる住まいの掃除では。
がんばって、がんばって。
1日に何時間も、時間をかけて。
掃除をしたところで!
炒め物ひとつ作ったら、もうコンロは油はねだらけ。
洗い物が終われば、排水口はゴミだらけ。
リビングでのんびりくつろぎ、落ちる食べかす。
子どもが勉強をがんばれば、そこには消しかす。
お風呂に家族全員が入れば、洗い場はぬめぬめ。
浴槽の底には垢のよう澱みができ、喫水線は真っ黒。
汚れた洗濯物が山のように毎日出る、洗濯機には糸くずと黒カビ。
トイレの便座の裏にはいつもおしっこが溜まり、便器の縁にはうんちが付き。
玄関には泥砂が。寝室には髪の毛が。
ペットがいればその毛が。
毎日、毎日、毎日必死に「リセット」すべくお掃除をがんばったとしても、あっという間に元の木阿弥!
あの数時間は何?
私が頑張った、あの数時間は?
でも、それは家族がいるしるし。
元の木阿弥になってしまうのは、みんなが元気に活動しているしるし。
だって、分かってはいるのです、よね?
でも、家事は掃除だけではないし、他にもやらなければならないことはいっぱいあって、その少ない時間をやりくり、やりくりしているのに、誰からも気づかれなかったり感謝もされなかったら嫌な気持ちにもなります。
そんなふうにうんと「がんばる」のが、まるでむだだと言いたいわけではないのです。
でも、「がんばり過ぎ」ちゃうのは、むなしさをいたずらに殖やすだけなんです。
「あ〜がんばった!」を毎日しなくて、いい。
「完璧に綺麗!」になんか、しなくていい。
「まっこんなとこか!」で、余力を残して、終わりにしていいんです。
「明日できることは明日でいい」そして、寝ちゃうが勝ちです。
だって、家はモデルハウスじゃないんですから。
一見ちゃんと掃除してるっぽく見えているなら、もうそれでいいじゃないですか。
家族がニコニコしているなら、それでいいじゃないですか?












