サニクリーン

<汚れとお掃除の百科事典>洗剤の種類“洗浄剤”

2015.10.22

しつこくてガンコな汚れは“洗浄剤”にお任せ

石鹸や合成洗剤を使ってもなかなか落ちない汚れには「洗浄剤」の使用がオススメです。今回の「汚れとお掃除の百科事典」では、そんな洗浄剤の特徴や役割をクローズアップ。より効果的・効率的に清掃を行うために、ぜひ参考にしてください。

そもそも洗浄剤とは?

洗浄剤とは、酸やアルカリの持つ化学作用によって洗浄効果を得る洗剤で、主にキッチンや浴室、トイレといった場所に付着したしつこい汚れを落とすのに使用されます。一般的に合成洗剤よりも強力な作用があるため、使用法を誤ると塗装面をはがしたり変色させたりすることがあります。事前に説明書きをよく読んでから使用しましょう。なお、カビ取り剤や発泡タイプのパイプ用洗剤なども洗浄剤のひとつです。用途に合わせたものを選ぶようにしましょう。

洗浄剤が持つ役割や特徴について

洗浄の3要素とは?

洗浄を行う際には、以下の3種類の要素が組み合わさることが重要です。
・洗浄剤
・水、お湯
・物理的な力(清掃用具など)
上記は「洗浄の三要素」とも呼ばれます。洗浄剤だけでは汚れはキレイに落ちません。それぞれの要素が同時に組み合わさることで、効率のよい洗浄が可能になるのです。

洗浄剤の持つ4つの作用

洗浄剤は主に以下の作用があります。
1.洗浄・・・汚れの除去
2.除菌(殺菌)・・・細菌を減らす
3.除臭・・・ニオイを分解する
4.漂白・・・色素を取り除く
こうした作用を正しく組み合わせることで、洗浄剤はより高い効果を発揮します。美しくピカピカ、衛生的でイヤなニオイのない快適な空間を作るのに役立ちます。

洗浄効果が高くなる条件

汚れを効率的かつ効果的に除去するためには、以下の5つがポイントとなります。
条件1・・・適切な洗浄剤の選択
条件2・・・適切な量の洗浄剤の利用
条件3・・・洗浄効果を引き出せる温度
条件4・・・洗浄効果を引き出せる時間
条件5・・・物理的な力
たとえば、油汚れにはアルカリ性の洗浄剤を選ぶことが重要です。また、でんぷんは60℃以上のお湯に浸けることで除去しやすくなります。こうした特徴を把握し、正しい清掃方法を選択することが大切です。

洗浄剤を活用してキレイ&衛生的な空間を維持しましょう

一般家庭からオフィス、店舗や施設など、さまざまな場所で活躍する洗浄剤は、設備や機械器具などの洗浄・除菌には欠かせない存在です。いつもキレイで衛生的な環境を維持するためにも、その特徴や注意点についてしっかり把握し、正しい用途で活用しましょう。

おすすめ記事

関連情報

マスコット トップへ