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業務改善に役立つ!店舗の整理整頓のコツ~基本編~

2015.11.02

店舗バックヤード写真

業務改善につながる整理整頓

食材や材料、商品などを仕入れたり販売したり・・・「店舗」はものの出入りが非常に激しい施設です。そのため、ついつい片付けに時間が取れず、いろいろなものが散らかってしまいがち。しかし、整理整頓を怠ると、雑然と汚く見えるだけでなく、スムーズな業務を妨げることにもつながります。そこで今回は、業務改善にもなる整理整頓のコツ「基本編」についてご紹介します。

「整理」と「整頓」の持つ言葉の意味とは?

整理整頓という言葉は、誰もが耳にしたことがあるでしょう。しかし、それぞれの言葉が持つ本来の意味は意外に知られていないようです。そこで以下では、「整理」と「整頓」の意味についてご紹介します。

「整理」とは?

整理とは端的に言うと、ものを“減らす”ことです。不用なものを捨てたりあげたり売ったり――手段を問わず、ものをその場から減らすことを目的にする行動が「整理」です。

「整頓」とは?

整理がものを“減らす”行為であるのに対し、整頓はものを“整える”行為を言います。規則性やルールを決め、それに従ってしまったり並べたりします。これによって、現状よりもキレイに収納し、使い勝手をよくすることが目的です。

整理整頓は仕事にも大きなメリットが

整理整頓は、仕事上にも大きなメリットがあります。たとえば、ものを捨てたり整えたりすると抱えている業務をスッキリさせることや頭の中の整理にもつながります。その結果、生産性アップや作業の効率化にも効果があるでしょう。また、店舗(小売店)などで整理整頓ができていると在庫を目測で確認ができるようにもなり、ロスやデッドストックの削減にもなります。このように、整理整頓は気持ちよく快適な環境をつくるだけでなく、業務改善にもつながるのです。

整理整頓のメリット

業務の整理
生産性向上
頭の整理・ストレス軽減
ロス・デットストックの削減
無駄な時間・手間の削減、効率化
在庫の目測が可能

整理整頓の極意は5つのルールを守ること

整理整頓を正しく行うためには、以下の5つのルールを守りましょう。

1.  ものは出したら、必ずもとの場所に戻す
2.  棚の扉や引き出しなどを開けたら、必ず閉める
3.  ものを落としたら、必ず拾う
4.  ものを使い終わったら、必ずもとに戻す
5.  買うものを思いついたら、必ずメモする

大切なのは、ものを使ったら、必ずもとの整った状態に戻すことです。動かした状態のまま放置すると、それだけでどんどん散らかっていってしまいます。キレイな状態を保つため、まずは戻すことから始めましょう。さらに、必要なものは書きためておき、のちほど一覧で確認することで、余計な買い物を抑えることにもつながります。

整理整頓で働きやすい環境に

店舗が散らかっていると、まず見た目が悪くなります。次に、必要なものを捜す際に手間や時間がかかります。つまり、整理整頓の問題は業務効率に直結する大きな問題と言っても過言ではないのです。今回ご紹介した整理整頓の基本を押さえ、店舗内にいる人全員が気持ちよく、働きやすい環境を整えられるよう努めましょう。

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