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<汚れとお掃除の百科事典>掃除用具“たわし”

2016.01.15

亀の子たわしの写真

身近だけど強力なお掃除グッズ“たわし”

食器や陶器のほか、厨房用品や床、壁のお掃除にも使われるたわし。万能でありながら手軽に入手できるお掃除用具として、さまざまな場所で広く利用されています。今回の「汚れとお掃除の百科事典」では、たわしの具体的な用途や種類、そしてお手入れ方法についてご紹介します。

たわしの主な用途・使い方

たわしのもっともオーソドックスな用途としては、食器や調理器具、厨房洗浄が挙げられます。ガスコンロの五徳や受け皿に付いた焦げ付きを落としたり、ホーローやステンレス、鉄製の調理器具に付いたこびり付きを落としたりといったことに用います。なお、ガンコに凝り固まった焦げやサビの場合には金属たわしがオススメですが、通常のものなら一般的な亀の子たわしで十分です。

調理用具として用いられることも

ごぼうやにんじん、じゃがいもといった野菜の皮むきにもたわしは使えます。ピーラーのように完全にキレイにむききることはできませんが、食感や栄養素を考えてあえて粗く皮むきをしたい場合は、泥を落とすついでに皮むきとして利用することがあります。なお、掃除用と野菜用の2種類を用意しておくと便利です。

たわしの種類について

たわしには素材によってさまざまな種類があります。以下で、その一部をご紹介します。

パームたわし(亀の子たわし)

硬めの繊維で、汚れをゴシゴシ落とせるのが特徴のパームたわし。ザルなどの目に入り込んだ汚れを、掻き出しながら落とすのに効果的なアイテムです。

シュロたわし

パームたわしよりも細かい繊維でできているシュロたわしは、目が細かいものや、木製のまな板などに付いた汚れを落とすのに使われます。

スポンジたわし

素材がやわらかく、吸水性が高いのが特徴のスポンジたわしは、食器の油汚れを落とすときなどに役立ちます。

金属たわし

スチールウールでできた金属たわしは、高い洗浄力が特徴です。ガンコなこびり付きやコゲ、サビを落とすのに使われます。

アクリルたわし

アクリル毛糸やアクリル繊維で作られているアクリルたわしは、少しの洗剤で汚れを落とせるのが魅力です。ギトギトの油汚れには向きませんが、食器や茶しぶなどの洗浄に効果的です。

小型や細長型など形状はさまざま

たわしと言うと、いわゆる楕円形をした“亀の子たわし”を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実はその形状にはさまざまな種類があります。たとえば、一般的なものの半分程度のサイズをしたミニサイズたわしは、細かい場所を洗いやすく置き場所にも困らないというメリットがあります。そのほか、柄付きのものや細長いもの、丸いものなどさまざまなので、用途に合わせて使いやすいものをチョイスしましょう。

使用後のお手入れ方法

一般的に広く使われているパームたわし(亀の子たわし)は、実は水に弱いという性質を持っています。そのため、お掃除に使ったあと濡れたまま放置しては、すぐに傷んでしまいます。使い終わったあとは必ず水ですすぎ洗いをし、しっかり水を切って干すようにしましょう。また、天日干しをすれば、乾きも早いですし日光消毒もできて一石二鳥です。たわしの繊維のすき間にゴミなどが詰まってしまった場合は、乾かしたあとでたわし同士を擦り合わせると簡単にキレイになります。ぜひ試してみてください。

便利にたわしを使ってガンコな汚れをしっかり落としましょう

上手に活用することで、ガンコな汚れを落とすのに便利なたわしは、厨房には欠かせないお掃除グッズのひとつです。種類や形状など、さまざまなものが発売されていますので、用途に合わせて使いやすいものを選びましょう。そして使ったあとは、適切な保管とケアを忘れないようにしましょう。

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