サニクリーン

<汚れとお掃除の百科事典>掃除用具“スクイジー”

2016.01.30

窓清掃の強い味方! スクイジーのご紹介

前回の汚れとお掃除の百科事典では、窓清掃に便利なウォッシャーをご紹介しました。今回は、それとセットで使われることの多いスクイジーのご紹介です。こちらも、窓清掃を手軽に美しく仕上げるのに大変便利なアイテムですので、ぜひオフィスや店舗のお掃除用具に活用してみましょう。

スクイジーとは

スクイジーとは、ウォッシャーなどと併せてガラス部分を清掃するための道具です。仕組みとしては車のワイパーに近く、先端に取り付けられたゴムでガラスに付いた汚れや水滴を掻き出し、効率的な清掃を実現します。
スクイジー自体は、どの製品もほぼ同様のつくりとなっていますが、柄の部分は材質などに違いがあります。主に真鍮、ステンレス、アルミでできており、重さが変わってきます。なお、柄は長めのタイプもありますので、取り替えることで手の届かない高所などの掃除がラクになるのでオススメです。

スクイジーの使い方とキレイに仕上げるコツ

スクイジーの使い方はとてもシンプル。窓へ先端のゴム部分を触れさせて動かすだけ――ですが、実際にやってみるとこれが意外に難しく、ムラや線ができてしまうことも。そこで、以下ではキレイに仕上げるためのコツをご紹介します。

その1.最後まで窓から離さない

基本的に、一度スクイジーを窓に付けたらすべての面が終わるまで動かすのを止めないようにしましょう。途中で止めて、そこから再開をすると仕上がりのときに線が入ってしまいます。一筆書きをする感覚で動かすのがポイントです。

その2.常に同じスピードで

スピードに緩急が付くとムラや線が出る原因になってしまいます。常に一定のスピードで動かすよう心がけましょう。

その3.円を描くイメージで

角張った動きをするということは、そこで動きが一瞬止まっているということです。前述もしたとおり、常に同じスピードであることがキレイな仕上がりの条件なので、手首を返しながらスムーズにカーブさせるようにしましょう。

左右両サイドは最後に仕上げる

外側までスクイジーを持っていくと行き場がなくなり、手が止まってしまいます。そのため、はじめはS字を書くように中央部を拭き上げ、両サイドは最後に仕上げるようにしましょう。

スクイジーを使う際の注意点

スクイジーは便利な掃除用具ですが、苦手なものもあります。それは表面に凹凸のあるガラスやすりガラスです。どんなに力を入れてスクイジーをガラス面に押しつけても、凹凸や細かな溝を拭き取ることはできず、かえってスクイジーに付いていた汚水が付着する原因となるので注意しましょう。
また、ウォッシャーと併せて利用する際には、汚水の液だれにも気を付ける必要があります。ウォッシャーが浮かせた汚れが液だれとなってこぼれると、窓の下部へと流れ、汚れの原因になるため、屋内での作業時には注意しましょう。そのほか、金属製のスクイジーがガラス面にぶつかると傷の原因となりますので、こちらにも気を付けましょう。

ピカピカな窓を維持するために

ガラスの清掃は雑巾やタオルを使って行うこともできますが、ムラや線が出てしまうことも多く、それなりに技術が必要です。スクイジーにもコツはありますが、仕上がりや作業性のよさを比較すると非常にオススメの掃除用具です。店舗やオフィスの窓をいつもピカピカに保つために、ぜひ活用してみましょう。

おすすめ記事

関連情報

マスコット トップへ