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<汚れとお掃除百科事典>窓の汚れ1“粉塵”

2015.07.22

窓に付着したホコリの対処でお店の印象をアップ!

飲食店や店舗の顔とも言うべき窓は、常に曇りなく磨いておきたいもの。いくら料理がおいしくて、店内の雰囲気がよくても、表に面したガラスが汚れていたりホコリまみれになっていたりしたら、あまりよい印象は持たれないでしょう。今回の「汚れとお掃除の百科事典」では、そんな重要な窓に付着する代表的な汚れ“粉塵(ふんじん)”について、そして粉塵がついた窓をキレイに保つための清掃・クリーニングのコツを紹介します。

窓ガラスに付着する汚れにはどんなものがある?

窓ガラスの外側に付着する粉塵は、風雨による砂混じりのホコリや泥、チリ、花粉、さらに車道に面していれば排気ガスのススなども含まれます。これらは毎日掃除していれば落とすことはさほど難しくありません(全面ガラス張りなど特殊な場合を除く)が、放っておけば汚れが紫外線を浴びることで白く焼けて、固くなってしまうので注意が必要です。
また、湿った状態と乾燥が頻繁に繰り返されると、水アカも合わさって浴室の鏡などによく見られるようなウロコ状の頑固な固着物ができてしまいます。こうなるとガラスクリーナー程度では落とせなくなってしまいますので、日頃の手入れをしっかりするようにしましょう。

窓の汚れを落とすには?

大きな窓ガラスの掃除にはスクイジーを使うと効率的です。原理は車のワイパーと同じ。ゴムでガラスに付着した汚れをこそぎ落とし、拭き跡も残らないのでキレイに仕上げることができます。汚れがひどい場合は薄めた洗剤をスプレーしておくとより効果的です。上から下へ一気に滑らせ、一列終わるごとに水気を拭き取るといいでしょう。このとき、あまり力は入れなくても大丈夫です。最後に残った水分をタオルで拭き取れば完了。あまりにも砂やホコリでざらついていたら、先に水洗いをしておきましょう。
拭き掃除をするときは、窓に直接洗剤をスプレーするより、水で濡らしたタオルにまんべんなくスプレーして掃除しましょう。その後、水拭きをして、仕上げに乾いたタオルで拭き上げます。窓を一枚ずつ磨いていくつもりで、タオルが汚れたらすぐにキレイなものに取り替えてましょう。マイクロファイバー製のものなら毛羽立たないので仕上げ拭きにピッタリです。窓掃除のついでに、サッシの枠やレールに溜まった砂ぼこりも取り除いておけば、「細かいところまで掃除が行き届いている」という意味で、店舗の印象もアップすること間違いなしです。
また、窓ガラス清掃は曇りの日がオススメ。晴天時は、水拭きするとすぐに乾いてしまうため、拭き跡が残ってしまい、結局二度拭きが必要になることがあるからです。汚れの落ち具合も、曇っている日の方が反射(映り込み)が少なくチェックしやすいでしょう。

窓をピカピカにして“入りたくなる”お店に!

窓が汚れているお店は、どうしても入店をためらってしまうもの。それが飲食店だったらなおさらです。逆に窓がピカピカなお店は清潔感があって明るく見えるため、印象が断然よくなります。窓は、お店の「顔」とも言える箇所。ふらっと通りかかった方に「お客様」になっていただけるよう、まずは窓のホコリやチリをしっかり取り除いて、多くの人をお迎えする準備をしていきましょう。

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