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油汚れをスッキリ!工場の床清掃のポイント!

2014.09.10

工場の床は油汚れでいっぱい!

日本の様々な産業を支えている工場では、日々たくさんの機械が稼働しています。食品加工や自動車製造、精密機械製造など、その分野は多岐にわたりますが、多くの工場に共通するのが「油による床の汚れ」でしょう。放置しておくと、黒ずみが発生して清潔感が失われたり、ぬめって安全性が低下したりするため、こまめな洗浄を心がけたいところです。
今回の「プロが教える職場・店舗の清掃方法とコツ」では、工業系の工場にとくに多いコンクリーの床清掃についてご紹介しましょう。

頑固な油汚れを効率的に落としましょう

長い間放置された油汚れは、コンクリートに染み込むことで除去するのが段々難しくなっていきます。以下のポイントを押さえて効果的に洗浄・清掃を行う必要があります。

ポイント1.表面の洗浄を徹底

まずは、床表面に付着したチリやホコリを除去することから始めましょう。表面の細かな汚れが残っていると、洗剤がうまく浸透せずに汚れ除去力が低下してしまうことがあります。掃き掃除を行ったうえ、水で洗い流すといいでしょう。また、油汚れが大量に蓄積して層になっている場合はスクレーパーで削っておくと、その後の作業がスムーズになります。

ポイント2.工場油(鉱物油)を分解する専用洗剤を使用

自動車整備工場をはじめとする工業系工場のオイル・グリスなどの床汚れは非常に頑固。汚れがこびりついていたり染み込んでいたりすると、一般的な床洗剤ではなかなか汚れを分解できず、時間も余計にかかってしまいます。そこで、こうした油汚れの除去に活躍するのがアルカリ性の床用清浄剤です。希釈倍率を変えることで、かなり頑固な油汚れにも対応することができます。希釈した洗浄剤を塗布したあと、ブラシなどで擦ると、汚れを効果的に浮かせていくことができます。

ポイント3.しっかり乾燥させる

洗浄したあとは、水気を吸い取ったのち、通気をよくしてしっかり床面をしっかり乾燥させましょう。濡れた状態のまま作業を再開してしまうと、また油が染み込みやすくなってしまいます。洗浄して終わり、ではなく、次の汚れを付きにくくするのも大切な作業と心得ましょう。

清潔で安全な工場を目指しましょう

今回紹介した洗浄方法はほんの一例。工場には様々な油があり、それに合わせた洗浄方法があります。うまく汚れが落ちない場合は、洗剤メーカーなどに床の材質や汚れの原因と思われる油の種類などを話して、適切な洗剤を尋ねるといいかもしれません。毎日の清掃だけでなく、油汚れを落とすための清掃も定期的に行って、清潔で安全な工場を維持しましょう!

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