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飲食店清掃の要!厨房をキレイにせよ!

2015.04.27

レンジフード清掃の写真

見えないところ(厨房)こそしっかり清掃!

別れの季節であり、出会いの季節でもある春。この時期に新生活をスタートさせる方も多いはず。とりわけ、新生活を始める新しい「街」での大切な出会いといえば……そう、飲食店ですよね。
逆にこうした出会いを演出する飲食店からすれば、日々の清掃を徹底して、お客様に喜んでいただけるよう、しっかり迎え入れる準備をしておきたいところです。 今回の「プロが教える職場・店舗の清掃方法とコツ」では、飲食店のなかでもとくにキレイにしておかなければならない箇所、「厨房」に焦点を当てて、効果的な清掃についてご紹介していきます。

絶対に見逃せない厨房の3つの清掃ポイント!

調理台やシンクなどは、重点的に掃除をしている飲食店は多いことでしょう。もちろん、これらの箇所は料理を提供するうえで非常に清潔性が重視される箇所ではあります。ただし、調理台やシンクだけ重点的に掃除をしても十分とは言えません。今回紹介するのは、これら以外に力を入れるべき3つの清掃箇所です。しっかりチェックしておきましょう。

1.レンジフード(換気扇)

コンロやフライヤーなど、火器の上にあることが多いレンジフードは、ついつい掃除を忘れてしまいがちになる箇所。調理中に気化した油がレンジフード内で凝固してどんどん油汚れが溜まっていってしまいます。汚れたレンジフードを放置しておくと、内部に付着した油に火が移ったり、溜まった油が垂れて落下したりすることも考えられます。また、換気効率が落ち、電気代も余分にかかってしまいます。ファンやレンジフード内部の隅々まで油汚れを除去する必要があります。

2.フライヤー

フライや天ぷらなどの揚げ物を調理するフライヤーの周りには大量の油汚れが発生します。油汚れは、放置すればするほど頑固になり、落ちにくくなります。バーナー周辺の油の塊は、引火の原因にもなって大変危険です。清潔に保つことで省エネにもつながりますので、定期的に清掃を行うことを心がけましょう。

3.グリーストラップ

グリーストラップは、油脂などを含む汚水が排水を妨げないようにする装置のことで、飲食店の厨房では設置が義務付けられています。油分だけでなく食材の切片などもたくさん流れこむため、放置すれば悪臭やゴキブリなどの害虫の発生、汚水の逆流などのリスクが高まり、大変不衛生です。こまめな清掃を徹底しましょう。

飲食店は清潔性が命!

目に付きやすい箇所は、掃除も行き届きやすいもの。ですから、本当に気を付けるべきは目に付きにくい箇所です。とくに今回ご紹介した3つのポイントは、掃除が難しかったり汚かったりして、「目を背けがちな箇所」とも言い換えることができます。飲食店に来店するお客様は、厨房のなかまでチェックすることはできません。しかし、だからといって清掃を怠っていいはずはありません。飲食店は、清潔性が命です。おいしく安全な料理を、自信を持ってお客様へご提供するために、隅々まで厨房の清掃を徹底しましょう!

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