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子供たちの健康を守る!安心・安全な水道水のススメ

2015.07.06

世界最高レベルの安全性――日本の水道水

新陳代謝が活発で、体を動かす機会の多い子供たちは、一年を通して水分補給を心がける必要があります。最近では水筒持参が認められている学校も増えてきていますが、基本的には水道水を口にすることが多いでしょう。しかし、ここで気になるのが安全性です。今回の「プロが教える職場・店舗の清掃方法とコツ」では、「直接飲める水」として実は海外で高く評価されている日本の水道水の、安全に対する検査等の取り組みについてご紹介します。

水道水のニオイのもとって?

「水道水は薬品のニオイがする」「味がよくない」……基本的に水道水は飲まず、家庭用の浄水器やウォーターサーバーによる水やミネラルウォーターを“飲料水”として飲む人が増えたのは、こうした風評によるところが大きいでしょう。この薬品臭の正体は塩素であることはよく知られています。ニオイや味だけでなく、健康にも影響を与えかねないとして敬遠されるようになりました。
しかし、実際には水道水に使用される塩素は安全性が高く、水道水中の雑菌の繁殖を防ぐためには欠かせないものです。また揮発性があるため、沸騰させたりコップなどに汲んでしばらく置いておいたりするだけでもイヤなニオイはほとんど消えます。もちろん、健康への影響もありません。

実はミネラルウォーターより安全な水道水

日本の水道の水質管理体制は徹底されており、国内どこでも直接飲めない水道水はない、とされています。厚生労働省が定める51項目にも及ぶ水質基準項目や、留意すべき水質管理目標設定項目(26項目)といったチェックを経て各家庭・学校などに供給される水道水は、厳格な基準をすべてクリアした極めて安全な水と言えるのです。
ちなみに、ミネラルウォーターは水道法でなく食品衛生法によって18種類の水質基準が設けられています。これを見ただけでも、いかに水道水が安全かが、お分かりいただけるのではないでしょうか。

学校でも子供たちに安全な飲料水を!

学校で子供たちが口にする飲料水は、より安全面で安心できるものでなければなりません。文部科学省ではこの点についても衛生管理基準を細かく規定しています。

水道水を水源とする飲料水の水質

この項では、「大腸菌が検出されないこと」、「一般細菌の集落数が1mlあたり100以下であること」など、10項目の基準が設定されています。残留塩素も衛生のために1Lあたり0.1mgを保持することや、味や色、PH(酸性・アルカリ性のバランス)など、最低限の検査をクリアした、安全性の高い水だけが供給されているのです。

専用水道に該当しない井戸水等を水源とする飲料水の水質

現在でも井戸水などから取水し、飲料水としているところは少なくないでしょう。こちらは水道水よりもさらに細かい検査が必要となります。一般細菌、大腸菌はもちろん、健康に影響を与える恐れのあるカドミウム、水銀、ヒ素などやその化合物、色、ニオイ、味などそのチェック項目数は51に及びます。
井戸水などは定期的に水源の点検や水質検査を行い、基準から外れたり衛生管理が困難になったりするようであれば水道水への切り替えを検討するべきでしょう。

水道水を水源とする場合を除く専用水道及び専用水道に該当しない井戸水等を水源とする飲料水の原水の水質

こちらも大腸菌の有無、一般細菌の数を始めとした9項目のチェックがあります。いずれも厚生労働大臣が定める検査方法で測定し、すべての項目を満たさなくてはなりません。

水分補給は安全なお水で!

「水道水」というと、ついイメージ的に避けてしまいがちになります。しかし大前提として、学校が提供している水は、厳しい検査に合格し安全が保証されている水であるという認識を持ち、それを児童・生徒や保護者の方へ向けて発信していくことが大切です。もちろん、定期的な水質調査も行うなどして、より安心を高めていく取り組みも徹底しましょう。
これから暑い季節が続き、体調管理をするうえで水分補給が重要になります。安全な水道水で元気に夏を過ごせるよう、学校として情報発信に努めましょう。

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