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<ノロウイルス>フローリングやじゅうたん、洗濯できないものについた嘔吐物の処理(消毒)方法

更新日:

<ノロウイルス>フローリングやじゅうたん、洗濯できないものについた嘔吐物の処理(消毒)方法

フローリングや畳の嘔吐物は、ハイターやブリーチなどの「次亜塩素酸ナトリウム」を水で薄めた消毒液で処理します。キッチンペーパーで嘔吐物を静かに拭き取り、すぐにビニール袋へ入れます。
次に、消毒液を含ませたぞうきんで汚れた場所とその周辺を拭き、さらに水で二度拭きしましょう。
じゅうたんの場合は、繊維を逆立てるように丁寧に拭くことがポイントです。なお、インフルエンザとは異なりアルコールでは消毒効果が薄いため、次亜塩素酸ナトリウムを使用してください。

このコラムでお伝えするポイント

<結論>

  • ノロウイルスの嘔吐物はアルコールでの消毒効果が薄いため、次亜塩素酸ナトリウムで確実に消毒することが重要。

<注意点>

  • 嘔吐物は静かに拭き取り、すぐ袋で密閉する。
  • 直接スプレーは危険(霧を吸う恐れ)。
  • 処理する人はマスク・手袋・エプロン必須。
  • じゅうたん・畳は色落ちの可能性あり。

<その他>

  • バケツに「処理セット」をひとまとめに準備しておくと迅速に対応できる。
  • 手洗い・換気・湿度管理を徹底。
  • 冬場は汚れが悪化しやすいため、必要に応じてプロの清掃も有効。

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<ノロウイルス>床の嘔吐物の処理方法

ノロウイルスの流行期に入る前には、次亜塩素酸をはじめ、ご家庭で「処理アイテム」を用意しておきましょう。また、嘔吐物を処理する人が二次感染しないための防止アイテムも揃えておきます。ノロウイルスは、わずかな量が体内に入っただけで容易に感染します。二次感染を防ぐために、処理を行う人以外は嘔吐物に近づかないようにしましょう。

準備するもの

□成分に「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれるハイターやブリーチ、ミルトンなど
□バケツ(または桶)
□マスク
□使い捨てビニール手袋
□使い捨てエプロン
□キッチンペーパー
□大きめのゴミ袋
□レジ袋を複数枚
□ぞうきん(または、タオル)

嘔吐物の処理手順

  1. 消毒用に、ハイターやブリーチ、ミルトンを水で希釈した「次亜塩素酸ナトリウム液」をバケツ(または桶)に作ります(分量などの作り方は下記「ポイント1」を参照)。また、ウイルスが乾燥して空気中に舞うことがあるため、窓を開けて換気します。
    バケツにハイターを入れる
  2. 嘔吐物にはウイルスが含まれています。二次感染を防ぐため嘔吐物を処理する人は、必ず「マスク」「使い捨てビニール手袋」を着用します。また、さらに衣類へのはね返りを防止するため「使い捨てエプロン」を着用します。
    使い捨てビニール袋をしている女性

    使い捨てビニール手袋は、肘まで覆うものがベスト

    使い捨てエプロンをしている女性

    100円ショップの「食事・介護向け」使い捨てエプロン

  3. 嘔吐物をキッチンペーパーで拭き取ります。嘔吐物の外側から内側へ向かって拭き取っていきます。
    キッチンペーパーでフローリングを拭き取る女性
  4. 拭き取ったキッチンペーパーはこまめにレジ袋に捨て、袋がいっぱいになったら「次亜塩素酸ナトリウム液」を染み込む程度に入れて消毒し、口をしっかり結んで閉じましょう。これは、嘔吐物が乾燥して空気中に舞い、二次感染が起こるのを防ぐためです。
  5. 複数のレジ袋をまとめ、あらかじめ二重にしたゴミ袋に捨てます。

    レジ袋を大きなゴミ袋に入れる

    口を閉じたレジ袋は、大きなゴミ袋に入れていきます

  6. 嘔吐物が付着した床面を「次亜塩素酸ナトリウム」を浸したキッチンペーパーで覆うか、または浸すように拭き上げます。ただし、じゅうたんなどは、嘔吐物が繊維の奥まで入り込んでいる場合があるため、繊維を逆立て奥まで届くよう丁寧に拭き上げていきます
    なお、じゅうたんの繊維や畳は脱色する場合があります。
    じゅうたんをぞうきんで拭く
  7. ぞうきんで水拭きをし、マスク、使い捨て手袋、使い捨てエプロンなどを、先ほどのレジ袋とともに大きめのゴミ袋に捨てます。次亜塩素酸ナトリウム液を染み込ませる程度入れて消毒し、口を結んで密閉しましょう。
  8. 最後は、しっかりと手を洗いましょう。

ミルトン、ブリーチ、ハイターを使った「次亜塩素酸ナトリウム液」の作り方

「次亜塩素酸ナトリウム液」の作り方は、「原液濃度」によって、水で薄める「希釈倍率」が異なります。
計量の際には、ペットボトルのキャップを使うと便利です(キャップ1杯で、およそ5ml)。また、「次亜塩素酸ナトリウム液」は、その日のうちに使い切りましょう。

似たものに「次亜塩素酸水」がありますが、これは異なるものなのでご注意ください。

キッチン泡ハイターで嘔吐物を処理(消毒)する場合は薄めずに使う

キッチン泡ハイターは、薄めずにそのまま使えるスプレータイプの塩素系台所用漂白剤です。次亜塩素酸ナトリウムを主成分としており、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎による嘔吐物の消毒にも効果を発揮します。

通常のキッチンハイターは水で希釈して使用する必要がありますが、キッチン泡ハイターは希釈の手間がなく、緊急時にもすぐに使用できるのが大きなメリットです。密着泡が汚れた場所にしっかりと留まるため、垂直面でも液だれしにくく、効果的に除菌・ウイルス除去ができます。

前述の希釈した「次亜塩素酸ナトリウム液」の代わりとして用いるため、その場合と同じ手順(方法)で使ってください。
また、希釈した次亜塩素酸ナトリウム液と同様に、キッチン泡ハイター使用後も材質によって変色などが生じる可能性があることをあらかじめ認識しておいてください。

ぞうきんは、たくさん用意しておきましょう

100円ショップに売られているぞうきん

普段から、古くなったタオルは捨てずにとっておきましょう。
また、古いタオルが用意できない場合は、100円ショップで安いぞうきんやタオルを購入しておきましょう。

次亜塩素酸ナトリウム液を使った後の色落ちについて

二次感染の防止を最優先するこのような消毒法では、じゅうたんなどの繊維や畳には、脱色や黄変などの色落ちリスクがあることを覚えておきましょう。

嘔吐物の処理セットをバケツにまとめておきましょう

バケツにセットされた対策セット

今回ご紹介したアイテムは、感染性胃腸炎が本格的に広がりはじめる9月頃までに準備しておくことをおすすめします。バケツにひとまとめにしてクローゼットなどへ保管しておけば、いざという時にもスムーズに対応できます。

さらに、小さなお子さまがいるご家庭では、追加で備えておくと心強い「嘔吐対策アイテム」もあります。必要に応じて、あわせて揃えておくと安心です。詳しくは、ノロウイルス対策「子どもが吐く前にやっておくべき備え」をお読みください。

ハウスクリーニングをプロに依頼(相談)するタイミング

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冬本番を迎えた今こそ、家全体の汚れをプロの手でリセットするベストタイミングです。

冬は窓を閉め切る時間が長く、室内の空気が循環しにくくなるため、夏から秋にかけて蓄積した湿気やホコリによる汚れが、さらに悪化しやすい季節です。

特に、キッチンの換気扇やレンジフード、浴室のカビ、窓サッシの結露汚れなどは、暖房使用や換気不足によって一層目立つようになります。汚れが溜まった状態で冬を過ごすことは、衛生面でも快適性でもマイナスです。

さらに冬は、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎が流行しやすい時期でもあります。ドアノブ、手すり、トイレ、洗面所など、家族が頻繁に触れる場所の衛生管理が特に重要になります。自分では手が届きにくい細部の汚れなど、プロの技術でしっかりとクリーニングすることで、快適な住環境を整えることができます。

特に、下記のようなサインがある場合は、できるだけ早めにプロへ相談しましょう。

□キッチンの換気扇やレンジフードに油汚れがこびりついている
□浴室の天井や壁、ゴムパッキンにカビが目立つ
□窓サッシや網戸に黒ずみやカビが発生している
□トイレや洗面所に頑固な水垢や黄ばみがある
□床やカーペットのシミ、ホコリが気になる
□ペットや喫煙、小さな子どもがいる環境で汚れやすい
□忙しくて細部まで掃除する時間がとれない

こうした兆候がある場合、自分では落としきれない汚れが蓄積している可能性があります。冬の今だからこそ、プロの力で家全体をリセットし、快適な住環境を手に入れましょう。

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サニクリーンならではの確かな仕上がりと満足度の高いクリーニングをお届けしています。

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技術の向上を可能にする独自の研究機関「サニクリーン中央研究所」

サニクリーンでは、千葉県袖ケ浦市に「サニクリーン中央研究所」を設立し、現場環境に近い状況を再現することで、多様な清掃課題に対応できるよう技術力の向上に取り組んでいます。

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まとめ

今回は、ノロウイルスによる嘔吐が疑われる季節の床の嘔吐物処理方法を紹介しました。ご家庭で突然の嘔吐に直面したとき、慌てず適切に対処できるよう、重要なポイントを改めて確認しておきましょう。

(1)嘔吐物をしっかり取り切る
飛び散らないよう静かに、確実に拭き取ることが感染拡大防止の第一歩です。

(2)床を次亜塩素酸ナトリウム液でしっかり消毒する
アルコールでは効果が得られないノロウイルスには、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が必須です。

(3)次亜塩素酸ナトリウム液はハイターなどを薄めてつくる
適切な濃度に希釈することで、安全かつ効果的に消毒できます。キッチン泡ハイターなら希釈不要で使えます。

(4)処理する人は二次感染しないように注意する
マスク、手袋、エプロンの着用を徹底し、処理後の手洗いも丁寧に行いましょう。

(5)流行期に入る前に、必要なアイテムは揃えておく
いざというときに慌てないよう、消毒液や使い捨て手袋などを事前に準備しておくことが大切です。

ノロウイルスは感染力が非常に強く、わずかなウイルス量でも感染が成立してしまいます。しかし、正しい知識と適切な処理方法を身につけておけば、家庭内での二次感染リスクを大きく減らすことができます。今回ご紹介した対策を日頃から意識して取り入れることで、ご家族みなさまが安心して冬の感染症シーズンを乗り切れることを願っています。万が一の際にも落ち着いて対処できるよう、この記事をぜひお役立てください。

<参考文献>

厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

厚生労働省「ノロウイルス」リーフレット
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/140304-s.pdf

消費者庁「アルコール消毒に頼りすぎないで、ノロウイルスによる感染性胃腸炎に注意しましょう!」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20220107/

和歌山県「ノロウィルス感染症講習会で出席者から出た質問に関する回答」
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130300/30/kansensyou/norouirusu_d/fil/situgi.pdf

厚生労働省「事業者・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/09-11.pdf

北九州市「その消毒法は大丈夫?!ノロウイルスにそなえましょう」
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000781451.pdf

杏林製薬「ミルトン公式サイト」
https://milton.jp/ekitai/noro/index.html

ミツエイ株式会社公式サイト
https://mitsuei.jp/new/topics271120

花王株式会社公式サイト
https://www.kao.com/jp/qa/detail/18916/

Q&A|ノロウイルスの嘔吐物処理・消毒について

Q. ノロウイルスの嘔吐物を処理するとき、なぜアルコールでは消毒できないのですか?

A. ノロウイルスはアルコールが効きにくい構造をしているため、アルコール消毒では不十分です。次亜塩素酸ナトリウム(ハイター・ブリーチ・ミルトンなど)を使うことが、家庭内で最も効果的な消毒方法です。

Q. 嘔吐物の処理で最初にすべきことは何ですか?

A. 嘔吐物が飛び散らないよう、キッチンペーパーで静かに拭き取り、すぐに袋へ入れることです。拭き取った瞬間からウイルスが乾燥して舞う可能性があるため、迅速に密閉します。

Q. 嘔吐物を処理する人は、どんな感染対策が必要ですか?

A. マスク・使い捨て手袋・使い捨てエプロンを着用し、衣類や顔に飛沫がつかないようにします。処理後は手洗いを丁寧に行い、身につけたアイテムはすべて袋に入れて捨てます。

Q. 次亜塩素酸ナトリウム液はどうやって作りますか?

A. ハイターやブリーチなどの漂白剤を水で薄めて作ります。ただし、製品ごとに原液濃度が違うため、表示に合わせて濃度を調整する必要があります。

Q. キッチン泡ハイターは希釈せずに使っていいのですか?

A. はい。キッチン泡ハイターは薄めずにそのまま使えるタイプです。密着泡が汚れに留まりやすく、ノロウイルスの除去にも有効です。ただし、換気を行い、目や皮膚への付着に注意してください。

Q. 拭き取ったキッチンペーパーや手袋はどう捨てれば安全ですか?

A. まずレジ袋に入れてしっかり口を閉じ、その後、大きなゴミ袋に二重にして捨てることで二次感染のリスクを下げられます。袋の中に消毒液をスプレーする方法は、霧を吸い込む危険があるためNGです。

Q. じゅうたんや畳についた嘔吐物はどう拭けば良いですか?

A. 繊維を逆立てるように、丁寧に奥まで拭き取ることがポイントです。ただし、次亜塩素酸ナトリウムは脱色・黄変のリスクがあるため、色落ちには注意が必要です。

Q. 嘔吐物の処理に備えて家庭に用意しておくべきものは何ですか?

A. 以下のようなアイテムを1つのバケツにまとめておくと、すぐ対応できます。流行期(9月頃)までに揃えておくと安心です。

・次亜塩素酸ナトリウム系漂白剤
・使い捨て手袋・マスク・エプロン
・キッチンペーパー
・レジ袋・大きめのゴミ袋
・タオル(処分前提のもの)

Q. 処理後に床を拭くときの手順は?

A. 次亜塩素酸ナトリウム液を含ませたぞうきんで汚れた場所と周辺を拭く、水またはお湯で二度拭きする、この手順で、ウイルスの残留と漂白剤の刺激を両方防ぐことができます。

Q. 普段からどんな対策をしておくと家庭内感染を減らせますか?

A. 手洗いをこまめに行う、室内の湿度を適切に保つなどを心がけましょう。

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