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<汚れとお掃除の百科事典>掃除用具“ウエス(雑巾)”

2015.11.18

雑巾の写真

手軽につくれる・使える・捨てられる!ウエスを便利に活用

壁や床、作業台など、さまざまな箇所に付着した汚れの除去に大活躍する「ウエス(雑巾)」。不要になった布を再利用するので、手軽に使えて気兼ねなく捨てられるというのが大きなメリットの掃除用具です。今回の「汚れとお掃除の百科事典」では、ウエスの作り方や効果的な使い方などについてご紹介します。

ウエスとは?

そもそもウエスとは、英語で屑、無駄、廃品を意味する「waste(ウェイスト)」を語源とする掃除用具。もともと工場の機械の油汚れを拭くのに使われていた布のことで、要は使い捨ての雑巾のことを指します。そのため、どんな布であってもウエスとして利用が可能。たとえばタオルも、掃除に利用するのであればウエスになります。

要らなくなった布はウエスにして再利用

前述した通り、布であればどんなものでもウエスとして使用することが可能です。たとえば汚れたタオルや着古したエプロン、使わなくなったランチョンマットや、交換したカーテンなども、ウエスとしてお掃除に活用できるでしょう。
作り方はいたってシンプル。不用な布をハサミで好きなサイズに切る……それだけです。切るのが面倒なら、そのまま使っても構いませんし、必要になったときに都度切ってもOK。とにかく、あまり難しく考えず、「どうせ捨てるものだから、お掃除に再利用しよう」くらいの気持ちで用意してみましょう。

ウエスに向いている布、向いていない布

ウエスの用途を考えると、一番使い勝手がいいのは古いタオルです。表面に適度な凹凸と厚みもありとても便利に使えます。また、木綿や麻などを素材にした衣類も掃除に適しています。飲食店の場合であれば、汚れてしまったエプロンやバンダナなどが再利用できるかもしれません。
一方、ハンカチのような薄すぎる布や、硬い素材の布は少し使いにくいかもしれません。もちろん、小さめに切ってちょっと汚れを拭き取る程度には利用できますから、用途に合わせて準備しておいてもいいでしょう。

手軽に捨てられて便利!いろいろなところで活躍するウエス

ウエスはどんなところでも利用できます。たとえばベタベタする厨房のコンロ周辺では、セスキ炭酸ソーダ溶液のスプレーを吹きかけ、しばらく置いたあと、ウエスで拭き取れば簡単にお掃除が完了です。
シンクや排水口などの汚れもウエスで拭き取ることができます。キッチンペーパーよりも生地がしっかりしている分、汚れをしっかりかき出し、吸い取ることができて便利です。その他、厨房の床の排水溝やトイレ掃除などにもウエスは大活躍。手軽に捨てることができますので、布の汚れを気にせずお掃除できるのがメリットです。

※トイレに流すのは詰まりの原因になりますので厳禁です

ウエスを利用してキレイな店舗を

ウエスはちょっとしたタイミングですぐに取り出せる場所に置いておくと、より利便性が高くなります。常にストックしておく場所を決めておけば、スタッフ全員が気軽に使えて便利ですし、よく汚れる場所の近くにウエス置き場を設置しておくのもオススメです。ウエスでいつでも手軽に掃除を行える環境をつくり、常にキレイで清潔な店舗を目指しましょう。

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