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<汚れとお掃除の百科事典>掃除用具“メラミンスポンジ”

2016.01.21

高い洗浄力ながら手軽に使える“メラミンスポンジ”

近年、お掃除のさまざまなシーンで利用されることが多くなったメラミンスポンジ。高い洗浄力がありながら手軽に使える点で大変重宝するアイテムですが、使い方を間違えると大変な事態になることもあります。そこで今回の「汚れとお掃除の百科事典」では、メラミンスポンジの使い方や用途、そして注意点についてご紹介します。

メラミンスポンジが汚れを落とす仕組み

メラミン樹脂をミクロンの単位で泡状に発砲させ、無数の網目を作り固めたのがメラミンスポンジです。メラミン樹脂は硬い素材のため洗剤を付けなくても水だけで汚れが落ちるのが特徴で、さまざまなメーカーから発売がされています。中には重曹やクエン酸が付いているタイプもあり、汚れの種類などに合わせて選べば、手軽かつキレイにお掃除をすることができます。
仕組みとしては、汚れを“落とす”のではなく“削る”ということ。つまり、“やすり”や“たわし”のように研磨する掃除用具と言えます。ぞうきんでゴシゴシ力を入れないと落とせなかった汚れでも簡単に落とせるため、オフィス・店舗のさまざまなシーンで利用可能です。

メラミンスポンジの使い方

メラミンスポンジの使い方はとてもシンプル。まずは本体に水を付けて、軽くしぼります。あとは汚れの部分をこするだけ。掃除を続けて行くうちにスポンジが汚れてきたら、水を付けてしぼりましょう。それだけで、最初と同じように使い続けることができます。
最終的にスポンジがボロボロになってきたら、強めにしぼり水気を切って捨てましょう。また、削りカスが出ることがありますので、汚れを落としたあとに集めて捨てるとよいでしょう。

メラミンスポンジ使用時の注意点

メラミンスポンジは、削って汚れを落とすのが特徴です。そのため、対象物を傷つけてしまう可能性があります。たとえば、曇り止めコーディングが施されている鏡や、ワックスがかかっているフローリングは、表面が削られてしまうので使用を控えましょう。そのほか、光沢があるステンレスや漆器、木製製品、やわらかめの樹脂による塗装品や、絵や文字がプリントされているものにも使用は厳禁。もちろん、人体や歯にも使ってはいけません。
一度付いてしまった傷は元には戻せません。せっかくキレイにしようと思って使ったメラミンスポンジのせいで、見た目が悪くなったり汚れが付きやすくなってしまったりするのは本末転倒。使える場所、使ってはいけない場所を事前にしっかり確認してから使うことを心がけましょう。

メラミンスポンジで手軽にオフィスをお掃除!

使い捨て可能で手軽にお掃除ができるメラミンスポンジは、普段のお掃除の際に大活躍してくれるアイテムです。水を付けてしぼるだけという簡単な使い方なので、ちょっとした汚れを見つけた際はぜひ活用してみましょう。ただし、前述のとおり、ものや場所によっては使用できないケースもあるため、用途には十分留意する必要があります。

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