サニクリーン

繁盛店の絶対条件!クレンリネスを徹底すべし!

2015.05.10

飲食店にもっとも大切!「クレンリネス」

飲食店の経営で大切にすべき原則と言えば「QSC」です。これは、「Quality(品質)」「Service(サービス)」「Cleanliness(クレンリネス/衛生)」の頭文字を取った言葉。経営を波に乗せるには、これら3つがそろう必要があるというわけです。「QSC」と言うと、最初に「Q」が来るから品質(=味)がもっとも大切なのでは、と思いがちですがそれは間違い。実はもっとも大切なのは、断然「C」のクレンリネスなのです。 今回の「プロが教える職場・店舗の清掃方法とコツ」では、繁盛店は必ず徹底しているクレンリネスについてのお話です。

繁盛店を目指すなら、まずクレンリネスを徹底せよ!

消費者が飲食店を選ぶ際にもっとも重視する要素は、インターネットや周りの反応、口コミなどによる「味」「サービス」の評判だと言われていますが、それらの情報がなく通りがかりでふらっと入るとしたら……きっと、清潔感のない飲食店にすすんで入りたいという方は多くはないはずです。入店の決め手になるのは、外観や雰囲気、窓から覗く店内の清潔さといった味やサービス以外の要素。つまり、「クレンリネス」が非常に重要になるのです。以下で、飲食店経営で覚えておきたいクレンリネスの心得をご紹介しましょう。

心得1.クレンリネスは“最初のサービス”である

油まみれの床やクモの巣が張った天井、汚れたテーブル……飲食店に入ってそんな雰囲気だったら多くの人は興ざめするでしょうし、そんな店でおいしい料理や素晴らしいサービスが生まれるとは思えないでしょう。クレンリネスとは、いわば、お客様を迎え入れるための準備であり、お客様に最初に提供するサービスのようなもの。みなさんをおもてなしの心でお迎えします、という証でもあるのです。

心得2.クレンリネスはただの「掃除」ではない

クレンリネスと言うと、単に店内の掃除だけを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。掃除による店内のキレイさはもちろん、従業員の身だしなみ(服装の清潔さ)や調理器具・食器の清潔さ、さらには外観・店舗周辺の美しさもクレンリネスの範疇に入ります。逆に言うと、ひとつ欠けるだけで、すべてが台無しになることもあるのです。常にお客様目線で確認し、徹底することを忘れてはいけません。

心得3.マニュアルを確立しよう

クレンリネスは、一度徹底的にやったからOKというものではありません。大切なのは、適切な状態を継続的に維持するよう努めること。そのために重要なのが「マニュアル化」です。常に理想的な状態を保てるよう、どんな道具(洗剤)を使って、どこをどのように、どれくらいの頻度で掃除したり、ケアしたりするのか、といった事項をしっかり取り決める必要があります。また、新たなスタッフが入ってきてもすぐにできるよう、マニュアルを作成しておくとよいでしょう。

クレンリネスを徹底して意識を高めよう

クレンリネスをサービスの原点だと考えると、すべての従業員の根底にあるべき意識、と捉えることができます。例えば、ハキハキとあいさつをしたり、お釣りを渡すときに両手を添えたりすることを徹底するように、すべての従業員にサービスとして根付かせることが大切です。全員で意識を共有し高め合うことで、よりおもてなしの心をもってお客様をお迎えすることができます。その気持ちこそ飲食店に必要なことであり、繁盛店の絶対条件なのだということをしっかり肝に銘じておきましょう。

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